超自然発火能力

ちょうしぜんはっかのうりょく

『仮面ライダークウガ』の最強形態であるアルティメットクウガと、その最大の宿敵であるグロンギの王ダグバだけが使用できる能力。

概要

> 周囲の物質の原子、分子を操って物質をプラズマ化する超自然発火能力

　クウガはアルティメットフォームより格段に劣る形態（未完成形態グローイングフォーム、完成形態マイティフォーム、特殊形態ドラゴンフォーム・ペガサスフォーム・タイタンフォーム等）であっても、原子・分子レベルで物質を分解し、再構成する能力を有する（形態名の出典：『仮面ライダークウガ』公式サイト kuuga dimension KUUGA）。クウガの変身や、その辺の棒切れや鉄骨を触っただけで自らの武器に変えることを可能とするのは、この再構成能力である。

> 一条薫「変身の時も武器を生み出す時も、肉体あるいは手にした物質が原子・分子レベルで分解され、再構成されている訳ですね」

> 榎田ひかり「そういうこと。38号の鞭や39号の鉄球、42号の針なんかもそれと同じように、装飾品を原子・分子レベルで、再構成して創り出された可能性が高いと思う」

> 沢渡桜子「五代君と未確認生命体が同じような力を持ってるとしたら、もしかして・・・」

（出典：『仮面ライダークウガ』第40話）

　クウガとグロンギの原子・分子操作は、より強力になるほど体幹から離れた生体器官や武器に及ぶが、超自然発火能力は様々な身体や装備を超えた領域にまで及ぼすものである。ン・ダグバ・ゼバは「何の規則性もなく全国各地に出現しては人々を体内から発火させ焼殺」したとあり、仮面ライダー史上最大規模ととれる3万人ものゲゲルを短時間で終えたのも、この能力の使用によるところが大きい。

　しかし雪山での最終決戦では互いの力が相殺し、この能力は殆ど使用されなかった。

　なお、ライジングアルティメットが使用できるかどうかは不明…だが、まあ出来ない方が不自然であろう。