概要
鎌池和馬のライトノベルで、北欧神話をモチーフにしたラブコメディ(要所要所でシリアスさんもいらっしゃるが)。イラストは凪良。
作者の最新作「とある魔術のヘヴィーな座敷童が簡単な殺人妃の婚活事情」は、この作品の世界に他作品の登場人物がやってきたという設定になっている(世界観的にクロスオーバーさせやすいかららしい)
あらすじ
任務の為に人間界ミズガルズにやってきた天界の女神(ワルキュリエ)ヴァルトラウテだが、彼女に一目惚れした少年に求婚される。混乱した彼女は「世界樹ユグドラシルを登り切ったら結婚してやる」と、その場を誤魔化すが、なんと少年はホントに世界樹を登り始めてしまい…。
キャラクター
本作の主人公兼ヒロインで北欧神話の女神ワルキュリエ9姉妹の四女。
ヴァルトラウテに求婚をしたショタ。善良で行動力のある誠実な性格をしている。
その善良さは本人は意図せず、世界を少しずつ変えて言っている。
作中ではもっぱら「少年」と呼ばれ名前では呼ばれない。
余計なことを言ってはヴァルトラウテにドつかれる天界の番人。
トラブルメーカーその1。北欧神話の主神で軍神。外見年齢は40代。
オーディンの妻。結婚を司る女神。外見年齢は30代。
トラブルメーカーその2。半神半巨人のトリックスター。
ヴァルトラウテ曰くオーディンとロキが大体のこの世界の騒乱の原因。
ワルキュリエ9姉妹(ヴァルトラウテを除く)
長女ブリュンヒルデ、次女ゲルヒルデ、三女オルトリンデ、五女シュベルトラウテ、六女ヘルムヴィルゲ、七女ジークルーネ、八女グリムゲルデ、九女ロスヴァイセ
余談
「とある魔術のヘヴィーな座敷童が簡単な殺人妃の婚活事情」の後書きによると、『とある魔術の禁書目録』でオティヌスに北欧神話系の設定が絡むので、予習として作った作品だとか。