1970年代~1980年代にかけ「マーガレット」「花とゆめ」などの少女漫画誌でSFやミステリー漫画を発表し続けた異色の経歴を持つ。
流麗かつ力強い描線で、凛々しい少女ヒロインたちの活躍を描くSFアクションで人気を博した。
少女漫画でありながら、お色気シーンが満載なのも特徴のひとつであった。
同じく、男性ながら「マーガレット」や「花とゆめ」を中心に少女漫画を描き続けた和田慎二は友人で、和田のアシスタントを務めた経験もある。
和田の「超少女明日香」シリーズと、自身の「赤い牙」シリーズの合作(コラボレーション)なども行ったことがある。
和田ともども「花とゆめ」執筆当時は、美しい絵柄と実際の男臭い風貌のギャップがネタにされ「イメージ崩しの男たち」などと評されることもあった。
1981年の「ラブ♥シンクロイド」あたりから少年漫画に徐々にシフトし始め、その後は青年漫画に移行した。
2008年、ヤングキング誌で連載していた「サライ」を最後に公式サイトを閉鎖。
「漫画家業からは足を洗った」とその後発言しているため、事実上引退状態にあると言える。
代表作は上述の「紅い牙」シリーズ、「ブルー・ソネット」「フェザータッチオペレーション」「斎女伝説クラダルマ」など。