\かい~よ~ かい~お~ かいおう … ぷぷぷーっ/
CV:八奈見乗児(本編のナレーションと同じ人)
初登場は「サイヤ人編」。地球を含む北の銀河を管轄している神様。「界王様」とも呼ばれる。
あの世の「蛇の道」の終点にある、地球の10倍の重力があるこじんまりとした惑星「界王星」に、猿のバブルスとバッタのようなグレゴリー(アニメオリジナル)とともに住んでいる。
ゴキブリのような触覚とドジョウのような口ひげ、丸サングラスをかけ、青肌にぽっちゃり体型のちょっとうさんくさめな外見。
触覚を使って銀河の動向を察知したり、自身を介して個人の声を全宇宙に届ける能力を持つ。
ラディッツとの戦いで死んだ孫悟空に界王拳や元気玉を伝授した武道の達人で、とっても偉い方なのだが、ひょうきんな性格で、「ふとんがふっとんだ」「はなくその秘密をそっとはなくそう」といった低レベルのダジャレが大好き。
趣味はドライブだが、アニメのアイキャッチでは毎度車が悟空にぶつかって壊れている。
サイヤ人編後も悟空たちの戦いに陰ながら尽力。ナメック星でのフリーザ戦では、復活した地球のドラゴンボールを使った奇策で、ナメック星のドラゴンボールをも甦らせる活躍(※)をしたが、セルゲームにおいて「ここしかなかった」との理由で、瞬間移動で悟空が連れてきたセルの自爆の巻き添えを食らって死亡している。ただし、もともとあの世の住人のため、この一件以降も変わりなく界王星で暮らしている。
「ドラゴンボール超」によれば、「早く生き返らせてくれ」と悟空を相当怨んでいることが語られている。これに対し「生きてても死んでてもそんなに変わらねえだろう」と悟空は反論しているが、周囲からは一人だけ霊体なのをバカにされている。(実際、「ドラゴンボールZ」にて他の界王にバカにされる描写があり、アニメオリジナルエピソードである「あの世一武闘会」は「北の界王死んじゃった記念」として行われた)
ゲーム「ドラゴンボール改アルティメット武闘伝」ではプレイヤーキャラとして参戦。これの界王出演のIFストーリー「北の銀河から」三部作「初恋」「時代」「遺言」は一見の価値あり。