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或守鞠亜の編集履歴

2015-08-01 19:15:38 バージョン

或守鞠亜

あるすまりあ

或守鞠亜とはデート・ア・ライブに登場するキャラクターである。

「あなたに、問います――『愛』とは、なんですか?」


CV三森すずこ

概要

初出はPS3専用ゲーム版第二弾「デート・ア・ライブ 或守インストール」。


士道が閉じ込められた〈ラタトスク〉が作り出した天宮市を模したスーパーシミュレイテッド・リアリティの電脳空間「恋してマイ・リトル・シドー2」に現れた見覚えのない少女。アッシュブロンドのをしている。


電脳世界の全てを掌握しているらしく、その事からその世界の維持、管理する存在であるようだが、何故か自身に対する記憶を殆ど持っておらず、折紙以上に感情表現が乏しく言葉も抑揚がなく事務的な言動が多いため、人形と錯覚すら覚える程に機械的な印象を受ける。

どうやら『愛』を知ることのみを目的としているようだが、時折士道を気遣うような行動を起こすこともあり、本質的には心優しい性格の持ち主であるようだ。


ちなみに電脳空間に現れた存在であるためかバグが嫌い。当初はただ単に或守としか呼ばれていなかったが、後に士道により鞠亜と名付けられた(名前の由来は彼女の清楚な雰囲気と服装が修道服っぽい=シスターを思わせるから)。

フラクシナスのメインコンピューターにアクセスする際は一種のトランス状態になるため無防備になってしまうという弱点を持っている。


また、平時を過ごしている姿は白に十字が象られた霊装に似たような光の膜がある近未来的な修道服を纏っているが、戦闘時に顕現する天使とおぼしき姿は全くの別物で、機械的なパーツがある姿はむしろASTDEMのワイヤリングスーツに近い。その為、戦闘時の姿はどこか見覚えのあるモチーフが随所に見受けられる。


なお、人口精霊と称されていることから、一応精霊に分類される存在のようだが、そもそも電脳世界の住人である為、現実世界に肉体が存在するかすら不明であり、その正体や素性については一切が謎に包まれている。

さらに、彼女と酷似した存在として自らを或守であり或守でない者と語るもう一人の黒い姿をした或守(或守鞠奈)が存在しているが、彼女との関係は不明である。


琴理たちは彼女こそが士道を電脳空間に閉じ込めた張本人だと疑っているようだが…?


ラタトスクの観測精霊データー

名前或守鞠亜
識別名不明
総合危険度C
空間震規模?
霊装AA
天使???
STR(力)99
CON(耐久力)102
SPI(霊力)178
AGI(敏捷性)107
INT(知力)121
霊装不明
天使不明

ここから先はネタバレになります。ご注意ください





















「さぁ――最後の戦争(デート)を始めましょう……」

概要2(ネタバレ)

彼女の正体……それは<フラクシナス>内に侵入した未知の脅威である人口精霊(イレギュラー)・鞠奈に対抗する為、フラクシナスの管理AIが彼女を模して実体化した鞠奈とは姉妹的な存在ともいえるもう一人の人口精霊。


事件の真相も鞠奈がフラクシナスのメインコンピューターに侵入した際に、彼女を最もプロテクトが強固な仮想世界に閉じ込めた際、偶然、仮想世界「恋してマイ・リトル・シドー2」に立ち寄っていた士道がそれに巻き込まれてしまい電脳空間から出られなくなったというのが真相であった。


鞠奈を仮想世界に封印した際、記憶にもロックが掛かってしまったため、自身に対する事柄の殆どを覚えておらずその為、AIの本来の目的である士道のサポートの為、或いは根本的な欲求を満たすために『人にたいする愛(恋愛感情)』を理解することのみを目的として行動し、『愛』を知るために彼を愛している者たちを仮想世界へと招待し、士道と彼女たちの設定を変更して様々なシチュエーションを観察、更に記憶の改ざんやの記憶の変更そしてリセットを繰り返す事により様々な場面を観察し『愛』とは何かを観察していた。


上記の機械的な人形のような性格も当初は人間の感情というものを理解、もとい感情を表に出して表現する方法を知らなかったためであるが、愛の観察の過程で様々な事を実際に体験することによりそれ以外の多くの物を学び、徐々に感情を理解、上手く自身の気持ちを表現出来るようになっていき人間らしくなっていくのと同時にいつも優しく自身に様々な未知の事柄を教えてくれる士道に好意を抱いていく。


彼女の本来(?)の性格は知識はあっても実際に物事を体験したことが皆無なため十香以上に好奇心旺盛かつ相手をいたわる心優しい性格の持ち主。


また、フラクシナスの管理AIなだけに『愛』を様々なシチュエーションで観察していた事も手伝って士道のことを誰よりもよく知り尽くしているため、それらを生かしてさりげなく彼を気遣いチャッカリ自身が正妻ポジションに収まるなど、結構したたかなところもあり、人によっては同じくゲームオリジナルキャラの園神凜祢と並ぶ精霊たちの強力なライバルと受け取った人も多いだろう。


が、何よりも彼女の一番の魅力は個性豊かなデート・ア・ライブのヒロインたちの中では一番の良識人にして普通の女の子(?)という事である。


まとう霊装は白い近未来的な修道服の形状をしている。なお、名称は不明であるが本人の弁によれば疑似霊装。




天使に相当する能力は、彼女の正体であるフラクシナスの管理AIであることを彷彿させるような白い機械のパーツが多数付けられたのワイヤリングスーツに近い形状をしており、それを纏って戦う姿はさながら機械を纏った戦乙女といった感じである。


その具体的な能力は、描写から察するにフラクシナスの防衛機構を駆使した砲撃やバリアなどの展開、更には相手へ干渉することにより情報のやり取りなどが行える模様。


結末

様々な、シチュエーションを観察し様々な体験を通し、そして自身が目的を果たすことで存在が消えてしまう事を覚悟しながらも実際に士道とデートをすることにより遂に『愛』とは何かを理解した彼女は、せめて消えてしまう前に士道の役に立ちたいとの想いから無意識下で仮想空間のロックを解除してしまう。


その時を狙っていた黒い或守=或守鞠奈により<フラクシナス>の管理システムの権限のほとんどを奪われるという最悪の結果になってしまい、電脳世界および[[現実]世界に未曾有の災害の危機が迫す。

そのことから、自身の行いを悔が、今まで過ごした時間で得た士道以下大切な友大である十香たちに励まされ、<フラクシナス>を操り電脳世界や現実世界の天宮市を消し去ろうとする鞠奈を取り戻す為行動を開始。


最後は士道を護りたいと思う強い思いが奇跡を呼びお越したことで、<フラクシナス>の管理システムの権限を取り戻し、士道との触れ合いから自身の気持ちが理解できなくなり<フラクシナス>を墜落させ、自身を元も全てを無に帰さんと暴走する鞠奈と情報を共有することで彼女をオーバーフローさせて共に消え去る道を選択するが、自身を鞠亜と共に必死に救おうとしてくれる士道の姿を観て何だかしらの心境の変化(士道に対する御礼と贖罪、恋心?)が有ったらしい鞠奈が密かに彼女の人格と記憶を密かに士道の携帯電話にインストールしており、それにより消滅を免れ生き残る事が出来た。


本編での活躍

上記のように彼の携帯電話に乗り移る事で生存しており、また、劇中<フラクシナス>の管理システムから独立した存在にとなったため、鞠奈の為にイカれたAIの復旧が終わるまでしばらく士道の携帯に居候し、彼のサポートを行うそうなので何だかの形で登場する可能性はある(とはいえ本編の10巻の終盤、フラクシナスがあの人物(リンク先ネタバレ注意)に迎撃されているため安否は不明であるが…)。

もしかするといつの日か肉体を得て実体化し、士道たちと暮らす可能性もあるかも?


彼女のファンは気長に待ってみよう(たとえ可能性が0に等しくとも…)。


なお、11巻において、彼女の存在が示唆されていた(直接の描写は無かったが、士道の携帯に居候したまま過去に跳び、歴史改変を経験したならば、改変前の記憶(情報)を保持していた可能性がある。事実、士道が歴史改変後のとある人物とのデートにて…以下ネタバレになるので気になる人は11巻を読んでみよう‼)。

ちなみにフラクシナスは士道の決死の行動により10巻終盤の出来事がなかったことになったので健在だったが、結局は前述の人物に迎撃されて沈められかけた。これには琴里もご立腹だった模様。


また、2015年夏発売予定の『凜緒リンカーネイション』において、何故か現実世界(?)に何だかの理由で実体化して登場するようだ。


ちなみに11.5巻での琴理によれば、彼女の本体である<フラクシナス>の開発には親たちが携わっているため、士道たちのに当たる存在らしい。


余談

作者によると厳密には鞠亜の髪の色は白よりの灰色のイメージカラーらしく、その発言から彼女の素体となった鞠奈(彼女の髪の色のイメージカラーは黒よりの灰色)はセフィロトにて『知恵』を象徴し灰色が髪の色かと思われるコクマーの精霊と関係があるのかもしれないが詳細は不明である。


関連タグ

デート・ア・ライブ 精霊(デート・ア・ライブ) ラタトスク(デート・ア・ライブ)

或守鞠奈 聖女 AI

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