「うーん……やっぱりここは落ち着くね。向うの社宅も悪くはないんだけど、こう、空気が違うというか」
概要
五河士道と琴里の父親(厳密には士道にとっては義父)にして、ラタトスク)の母体である『アスガルド・エレクトニクス』の社員。
その存在は当初より仄めかされていたが、海外主張でアメリカに滞在していた為、その人物像や詳細については謎に包まれていたが、『ドラゴンマガジン 2015年5月号』の付録小説『デート・ア・ライブ11.5巻 五河ペアレンツ』にて遂にご本人たちの登場という形で語られた。
黒縁眼鏡の奥で常にニコニコと微笑んだ目と猫背気味な風貌が特徴的な男性で、その外見通りの温厚かつ優しい性格の持ち主で妻の五河遥子と同じくハイテンションな部分を持っている。
また、優秀なエンジニアであるが、悪意などには非常に疎いという、よく言えば人が良い、悪く言えば善人過ぎる人格の持ち主。
その為、遥子が止めなければ詐欺に引っ掛かっていた可能性が多々あるらしいが、人を見る目は確かなようで、一度信じた事は最後まで貫き通すという頑固な一面も持っている。ちなみに好き食べ物はウニ。
そのほか、遥子を「はるちゃん」と呼んで未だにラブラブな間柄であるようで、ラブコメ展開フラグを多発する部分も持っていたらしく、その為にかつては遥子に随分と殴られたらしい(そんな部分も含めて、遥子は可愛いと思っているようだ)。
『アスガルド・エレクトロニクス』においては妻の遥子と共に顕現装置の開発に携わっており、更に<フラクシナス>の開発に携わる中心チームに所属しており、そういう意味では鞠亜の父親的存在でもある。
その為、士道や琴理の背負っている使命や精霊たちの事も遥子共々承知していたが、臨時休暇で一時帰宅するまでは十香たちの顔を知らなかったためにファーストコンタクト際は互いに面識がなかったこともあり、とんでもないことになってしまった…(特に彼は変…もとい折紙に酷い目に会わされている)。
なお士道には自分たちの仕事についての詳細を伝えていなかったために士道はこの事を知らなかったばかりか、彼が行っている任務の詳細までは知らないらしく、彼の部屋で士織ちゃんのコスチュームを見つけた際は流石に困惑していた(具体的には性同一性障害、あるいは女装癖を持っていると勘違いしていた)。
ただし、命の危険が伴う事やデレさせて霊力を封印することは承知しているものと思われる(そんな危険な任務に就く彼の事をどう思っているかは分からないが…)。
実は士道の前世である崇宮真士のクラスメイトである。