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三毒の編集履歴

2015-09-05 18:49:46 バージョン

三毒

みどく

三毒とは、仏教において人が最も克服されるべき対象であるとされる三つの煩悩のこと。

概要

仏教において、最も克服されるべき対象である、人間の諸悪・苦しみの根源とされ、可能な限り取り払うべき煩悩であり、それぞれ『貪』(とん) 『瞋』(しん) 『癡(痴)』(ち)の三つに大きく分けられる。

三毒の内の『貪』『癡』の多くは『瞋』に結びついており、『瞋』をしっかりと捉えれば『貪』『癡』にもアプローチできるようになるとされている。


三毒の詳細

煩悩の数は、俗に108個あり、最大では84000個あるとされるが、最少ではこの三毒のみとされており、他の煩悩は全てこの根本たる3つから派生したものとされている。


必要以上に求める・貪る心。ありとあらゆる強欲の感情、深い欲望のことで、『貪欲』(とんよく)とも言われる。


『瞋恚』(しんに)とも呼び、平たく言えば怒りの感情のことであるが、仏教においては軽蔑(軽視蔑視)』『不安』『嫉妬なども怒りの表れとされている。


『愚癡』(ぐち)とも呼ばれ、仏教における世の真理(ダルマ)』(無常など)を理解できておらず、無知であることを意味する。


関連タグ

仏教 諸行無常

煩悩

悟り

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