おや？なんだあれは？
鳥だ！
飛行機だ！
変態だっ！！
イヤちがう！
ワラトルマンだぁ！！！
概要
ワラトルマンとは、マンガ「ハイスクール!奇面組」の番外編シリ
ーズ「ウルトラ編」に登場する、架空のヒーローである。
「ウルトラマン」のパロディであり、シリーズ名も「ウルトラ編」で統一されている。
「ハイスクール!奇面組旧ジャンプコミックス第１０巻「やっつけ隊出動せよ！の巻」にて初登場し、
その後、パート５まで続編が作られた。
原作者である新沢基栄の、特撮好き、メカ物好き、動物好き、昆虫好きが、ふんだんに生かされたシリーズとなっている。
やっつけ隊
正式名称
「宇宙科学防衛警備
一応秘密武装怪奇
とにかく怪獣やっつけ隊」
（長っ！）
略して「やっつけ隊」。
一応、日本全国的から選りすぐられたエリート隊員たちが集められている防衛組織である。
らしいが。
所詮、メンバーは奇面組なので(おい)
ナレーションから早々に
（うそつけ）
という突っ込みが入っている。
そして一応、秘密組織である、らしいのだが、
その基地は、都内の高層ビル群の真上にあり、ド派手なお神輿の形状をしていたり、
通勤退勤に制服を着用し、挙げ句、帰り掛けにお酒を引っ掛け、酔っ払いぐだまきながら、最終電車にて迷惑行為を働くなど、
これっぽっちも「秘密」ではなく、
果てには、守るべき対象であるはずの一般市民から、
「あんたらが出てくると、余計に騒ぎがデカくなる。」
とまで言われてしまう始末である。
それでも、日夜楽しく(おい)警備しているやっつけ隊なのであった。
やっつけ隊メンバー
・事代作吾隊長
仕事熱心な熱血隊長。
・冷越豪隊員
射撃の名手であるが、無責任。
・出瀬潔隊員
戦闘機パイロット。
怪獣に名前を付けるのが得意。
・物星大隊員
情報処理係。
乙女チックでナイーブな感性の持ち主。
・大間仁隊員
特に役目無し。
人一倍食べる事には定評有り。
・河川唯隊員
通信連絡係。
お茶を煎れるのが上手い。
・宇留千絵隊員
通信連絡係。
好奇心旺盛。
・陸奥五郎博士
やっつけ隊専属、科学技術者兼、生物博士。
本編と同様に、わけわからんものを造るのが得意。
（但しこちらはメカ中心。）
そして、
・一堂零隊員
武器を改造するのが趣味の、爽やかな青年であり、
やっつけ隊きっての問題児である。
………そして………、
ワラトルマン
彼、一堂零隊員は、
実は、ワラトルマンなのである。
彼は緊急事態になると、
突然、姿をくらまし、
こっそりと、
胸のポケットから
特殊な乾電池を取り出す。
そして、
それを頭上にかざすと、
ワラトルマンに変身できるのである！
というわけで
普段はやっつけ隊の恥部として問題児扱いされているが、いざ怪獣が出現した時には、人目を避け特殊乾電池をかざし、ワラトルマンに変身し、怪獣と闘い、これを退治する。
しかし、
変身や怪獣との闘いの際に、ビルや街並みを破壊しては、笑ってゴマかしながら去っていくので、ありがた半分迷惑半分、といった面もある。
ちなみに怪獣が出現せず平和な時には、子どもたちのために建物に引っ掛かったグライダーのおもちゃを落としてあげたりなどしている。
元ネタと同様に、地球上で闘えるのはわずか３分である。
（ワラトルマンの主要エネルギーである太陽電池エネルギーが地球上だと急激に消耗するため。）
胸に付いているタイマーは「白黒タイマー」と呼ばれる。
各シリーズの解説
パート１
「ハイスクール!奇面組」旧ジャンプコミックス第１０巻(マンガ図書館Z)
「ウスラ」「ブッコワス」「ズドン」「テンプラウドン」編
（出動中(しかも電車)に皆で怪獣の名前を付けようとしたが、決まらなかったようだ）
なお、物語冒頭に出てきた怪獣は「グモン」という。
パート２
「ジャドー星人」編
出現怪獣の名前は「破壊ロボット テノクオ」。
（くれぐれも逆に読まないように。）
パート３
「ハイスクール!奇面組」旧ジャンプコミックス第１３巻(マンガ図書館Z)
「地底人」編
出現怪獣の名前は「地底怪獣マンガン」
パート４
「ハイスクール!奇面組」旧ジャンプコミックス第１８巻(マンガ図書館Z)
「宇宙昆虫インセキト」編
パート５
「ハイスクール!奇面組」旧ジャンプコミックス第１９巻(マンガ図書館Z)
「合体怪獣 カニドーラク」編
スターシステム
そして、若人先生（事代隊長の恋人役(!!)）とラッシー（ワラトルマンの相棒、イヌトラ７(セブン)役）
が主だったレギュラーだが、
特にパート１とパート２には、他の奇面組キャラがこっそりと出ているので、それを探して楽しむのも一興である。
パート１
(イヌトラ７としてはパート２からの登場となる。)
パート２
二次創作
pixivでは、ワラトルマンや登場する怪獣たちがモチーフとなったイラストが投稿されている。
ワラトルマンと、とある少年のお話。
