概要
戦争において、降伏し敗戦した国で、負けたことによって逆に利益を得た者たちのこと。
日本においては、戦後にGHQによって行われた公職追放令によって、多くの敗戦利得者が生まれている。
追放は「日本人民を戦争に導いた軍国主義者の権力および影響力を永遠に排除する」という建前で行われたが、実際には追放の選別はGHQの思うままであり、最初は『戦争犯罪人』『陸海軍人』『超国家主義者』『愛国者』『政治指導者』といった範囲だったのっが、のちに『経済界』『言論界』さらには地方にまで及び、本来の意味で公職ではない民間企業・民間団体の追放まで行われた。
その後釜には、戦前・戦中は追放されていた左翼的な『官僚』『大学教授』『社会活動家』が入り込んでいき、彼らは敗戦利得者として大きな利益を手にしていたのである。
特に大学教授の場合は教え子達に左翼的自虐教育を行い、中央や地方自治体の官僚や法曹界、メディアや出版社にまで送り込んでいった。
また、折からの大学増設ブームにのって、弟子達を地方の大学に送り込んでいったのである。
更にその弟子達は、今度は自分の教え子に左翼自虐教育を行うと言うことで、自虐史観左翼日本人の拡大再生産を続け、左翼主義の勢力を拡大させてきたのである。