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金角の編集履歴

2016-01-12 19:22:56 バージョン

金角

きんかくだいおう

『西遊記』に登場する妖怪。

概要

 中国古典文学西遊記』に登場する妖怪金角大王と自称する。

 平頂山を根城に銀角と共に三蔵法師捕食し不老長寿を得ようとしている妖怪で、天界から盗み出した五つの宝貝、すなわち琥珀浄瓶(こはくじょうへい)、七星剣(しちせいけん)、芭蕉扇(ばしょうせん)、幌金縄(こうきんじょう)、紅葫蘆(べにひさご)を使用する。

 名前がヒジョーに覚えやすいことから、よく子供向けの作品や短編に作り直された場合には「牛魔王の手下」みたいな扱いになりやすいが、実はその正体は生粋の妖怪や魔王ではない。


五大宝貝

せっかくなのでここで解説する。

紫金紅葫蘆

 瓢箪。名前を呼んだ相手が一言でも返事をすると、そのまま吸い込まれてしまう(偽名でも一度でも名乗った名前ならば有効)。中は毒液で満たされており、放っておけば溶かされてしまう。

 実は太上老君の金丹入れ。


琥珀浄瓶

 水差し。効能は上記の紅葫蘆と同じ。

 実は太上老君が金丹作りの際に使う水差し。


七星剣

 中国の伝承に度々登場する名剣。本作では太上老君の宝剣


幌金縄

 持ち主が命令すると勝手に相手に絡みつく、ドラえもんひみつ道具みたいな魔法の

 実は太上老君の腰帯


芭蕉扇

 デカい団扇。該当項目参照。


関連項目

孫悟空 猪八戒 沙悟浄

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