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たかなみ型護衛艦の編集履歴

2016-03-13 01:28:06 バージョン

たかなみ型護衛艦

たかなみがたごえいかん

海上自衛隊が運用する汎用護衛艦「たかなみ」型について説明する。

概要

たかなみ型護衛艦は海上自衛隊における第4世代の汎用護衛艦として、5隻が建造され、2003年2006年に相次いで竣工・就役した。

第3世代にあたる新むらさめ型護衛艦の発展型であり、基本設計は踏襲されていることから、外見上は類似しているものの、C4Iシステムの新型化や主砲の大口径化(こんごう型護衛艦と同じ127mm砲を採用)、また「むらさめ」型では前後に配置されていたVLSを前部に統合するなどの改良に伴い、艦内構造も変わり、細部はかなり異なる。

なお当初は新開発の射撃指揮装置(FCS-3)の搭載が計画されていたものの、開発の遅延に伴い断念した。FCS-3はのちに1世代下った「あきづき」が実装している。


艦名は5隻すべて日本海軍の駆逐艦に由来

建造された5隻はすべて、日本海軍の駆逐艦の名を受け継いでおり、4番艦「さざなみ」のみ吹雪型駆逐艦」の名を継いだが、ほか4隻の艦名は夕雲型駆逐艦の「高波」「大波」「巻波」「涼波」に由来している。

  • DD-110「たかなみ
  • DD-111「おおなみ」
  • DD-112「まきなみ」
  • DD-113「さざなみ
  • DD-114「すずなみ」

また「たかなみ」「おおなみ」「まきなみ」の名はかつて存在した「あやなみ」型護衛艦から艦番号もろとも引き継いだ(「さざなみ」「すずなみ」の艦番号は「やまぐも」型護衛艦「やまぐも」「まきぐも」からの承継)。


性能諸元


・排水量:基準4,650トン 満載6,300トン

・全長:151m

・全幅:17.4m

・深さ:10.9m

・吃水:5.3m

・機関

 COGAG方式 LM2500ガスタービンエンジン (16,500PS) 2基

 SM1Cガスタービンエンジン (13,500PS) 2基

 スクリュープロペラ 2軸

・速力:最大30kt

・電力

 ガスタービン主発電機(1,500 kW) 3基

 ディーゼル停泊発電機(600 kW) 1基

・乗員:175名

・兵装

 オート・メラーラ54口径127ミリ単装速射砲 1基

 高性能20mm機関砲(CIWS) 2基

 90式 SSM4連装発射筒 2基

 Mk.41 mod.18 VLS (32セル) 1基

 HOS-302 3連装短魚雷発射管 2基

・艦載機:SH-60J / K哨戒ヘリコプター 1/2機


関連タグ

むらさめ型護衛艦

夕雲型駆逐艦(日本海軍)

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