曖昧さ回避
- 大長編『ドラえもん』「のび太と鉄人兵団」のゲストキャラクター。
- 「ゲーマガ」のマスコットキャラクター
- 「とんがり帽子のメモル」のメモル達の長老の名前、および故郷の星・村・種族の名前
- 「ドラスレファミリー」の登場人物。→リルル・ウォーゼン
- 「終ノ空」及び「素晴らしき日々」の登場キャラクター→リルル(ケロQ)
- 「グランブルーファンタジー」の登場キャラクターリルル(グラブル)
本項では1について記述する。
概要
- ロボット惑星メカトピアを支配する鉄人兵団の地球人総奴隷化計画の実現のため、兵団の到着に先がけてスパイとして地球へ単独潜入してきた少女型アンドロイド。地球人そっくりの容姿で極めて精巧に作られており、ケガした彼女を治療する際に「傷口が無かったら信じられない……」との感想をしずかが漏らした程である。
- 他のロボットのような強固な戦闘能力は備えていないが、指先から熱線を放射して敵を攻撃することはできる。
- リルルを止めようとして撃たれたのび太の命に別状がなかったところから察するに、殺傷能力はないようだが、人一人なら気絶させられるほどの威力を持っている(手加減をしていた可能性もあるが)。
- 北極に送り込まれた土木工事用ロボットであるジュドと共に作戦遂行の足がかりとなる秘密基地を建造する使命を帯び、のび太から借り受けたおざしきつりぼりの中の鏡面世界にて密かに暗躍していた。
- その後、鏡面世界と現実世界をつなぐ穴をこじ開けたために発生した次元震の衝撃で傷を負い、のび太たち救われたことから、自分たちの行いに深い疑問を抱くようになっていく。
- しかし祖国に対する忠誠心を捨て去ることは出来ず、自分たちの行いに対する罪悪感と祖国への忠誠の狭間で苦悩する。
- 物語終盤で しずかと共に3万年前のメカトピアに向かったリルルは、自分たちの先祖であるロボット・アムとイムを作った神=科学者に出会い、年老いて体の衰えた彼に代わり、アムとイムの頭脳から争いの遠因となる競争本能を取り去り、人を思いやる温かい心をインプットするための改造作業を完成させる。
- そして、改造作業によってメカトピアの歴史が変わったために生じたパラドックスにより、リルル自身も消滅するという悲しい最後を迎えた。
- その悲劇性から本作のヒロインとして、そしてドラえもんきっての名女性キャラとして、ファンの心にその自己犠牲的な生き様が深く刻まれることとなった。