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京阪13000系の編集履歴

2016-08-15 19:33:08 バージョン

京阪13000系

けいはんいちまんさんぜんけい

京阪電気鉄道の通勤形車両。

概要

2200系2600系0番台の置き換え用として2012年に登場した京阪線系統の一般用の車両。先に登場していた2代目3000系と同様のコンセプトで開発されている。本線用と支線用があり、支線用はワンマン運転に対応している。


外観デザインは10000系をベースに、先述した3000系と似た丸みを帯びたもので、京阪線系統の既存のロングシート車と同様の車体色をまとっている。車内は片持ちロングシートを本格採用し、大型袖仕切りが設置され、3000系同様に液晶式の車内表示機が全扉上に取り付けられている。照明器具は3000系と異なり、10000系2次車同様にカバーがない。


4両固定編成(0番台)と7両固定編成(20番台)の2種類がある。前者は主に交野線宇治線などの支線運用に入る。後者は京阪本線系統で特急快速急行以外の運用に入る。4両固定編成については、2本つないで8連を組むことができるが定期運用は今のところない。


増備状況

1次車は宇治線に残っていた2600系の取り換えのためワンマン対応の4両編成×5本が製造され、2012年に宇治線で運用開始。翌13年に宇治線がワンマン化されたことにより10000系と運用が共通化され、交野線でも運用されるようになった。


2次車は2014年に交野線・宇治線向けの増備車4両編成1本に加え、本線向けとして7両編成の20番台が2本製造された。2次車から照明器具がすべてLED化され、またドア開閉時のドアチャイムが装備されている(JR西日本のものと同タイプの2打式)。


2016~17年にも3次車として4両編成1本、7両編成2本の製造が決まっており、その後も順次増備される。

7月に4両編成1本が営業運転を開始した。8~9月にかけて7両編成2本、2017年春に7両編成1本が製造されて運用を開始する見込み。3次車では照明器具や車内のドアコック蓋の形状変更、ドアエンジンの改良により扉開閉の動作音が静音化されている。なお、照明は白色から昼白色に変更され、2次車と比較してより明るくなっている。


性能

編成4両編成7本(28両)、7両編成2本(14両) 計42両
営業最高速度110km/h
設計最高速度120km/h
起動加速度2.8km/h/s
減速度4.0km/h/s(常用最大)・4.3km/h/s(非常)
全長先頭車18,900mm・中間車18,700mm
全幅2,792mm
全高先頭車4,195mm・中間車4,116mm
車体材質アルミニウム合金
軌間1,435mm
電気方式直流1,500V(架空電車線方式)
主電動機三相かご形交流誘導電動機(出力200kw)
駆動装置TDたわみ板継手平行カルダン駆動
歯車比85:14=6.07
制御装置東洋電機製造IGBT素子VVVFインバータ制御
台車ダイレクトマウント式空気ばね台車(電動車は軸梁式、付随車はモノリンク式)
制動方式全電気指令式電磁直通ブレーキ(回生ブレーキ付き)
保安装置京阪形ATS、K-ATS
製造メーカー川崎重工業兵庫工場


関連タグ

京阪電気鉄道 13000系 10000系 3000系京阪3000系

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