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諸元

編成4両編成、6両編成、7両編成
営業最高速度110km/h
設計最高速度120km/h
起動加速度2.8km/h/s
減速度4.0km/h/s(常用最大)・4.3km/h/s(非常)
全長先頭車18,900mm、中間車18,700mm
全幅2,792mm
全高先頭車4,195mm・中間車4,116mm
車体材質アルミニウム合金
軌間1,435mm
電気方式直流1,500V(架空電車線方式)
主電動機三相かご形交流誘導電動機(出力200kw)
駆動装置TD継手平行カルダン駆動
歯車比85:14=6.07
制御装置東洋電機製造IGBT素子VVVFインバータ制御
台車ダイレクトマウント式空気ばね台車(電動車は軸梁式、付随車はモノリンク式)
制動方式全電気指令式電磁直通ブレーキ(回生ブレーキ付き)
保安装置京阪形ATS、K-ATS
製造メーカー川崎重工業兵庫工場

概要

京阪電気鉄道で使われている通勤形車両。

2200系2600系0番台・5000系の置き換え用として2012年に登場した。先に登場していた3000系と同じく「風流の今様」をコンセプトを元に制作されている。


宇治線の風景京阪13000系

外観デザインは10000系をベースに、先述した3000系と似た丸みを帯びたもので、京阪線系統の既存のロングシート車と同様の車体色(上が濃緑色、下が黄緑色、帯は白色)をまとっている。塗装変更ではなく製造時からこの塗装であるのは初となる。

車内は片持ちロングシートを本格採用し、大型袖仕切りが設置され、3000系同様に液晶式の車内表示機が全扉上に取り付けられている。照明器具は3000系とは異なり、10000系2次車と同様にカバーがない。


  • 1次車は宇治線に残っていた2600系を代替するため、ワンマン運転対応の4両編成5列車が製造、2012年に宇治線で運用を開始した。翌13年に宇治線がワンマン化されたことにより10000系と運用が共通化され、交野線でも運用されるようになった。
  • 2014年製造分の2次車からは本線向けの7両編成・20番台も登場。2次車から照明器具がすべてLED化され、またドア開閉時のドアチャイムが装備されている(JR西日本のものと同タイプの2打式)。
  • 沿線人口の減少のため2021年には本線で6両編成運用が設定され、それに伴い6両編成・30番台が製造された。この30番台は、それまで2600系の廃車発生品だったパンタグラフ(集電装置)が、下枠交差型から新品のシングルアーム式に改められている。
  • 3000系プレミアムカー挿入に際し、余剰中間車が発生。余剰車3750形はクロスシートの車内のまま2023年より順次13000系に編入され、20番台の13850形として13750形と交換された。これは車齢差を極力抑える方針によるものであり、外された13750形は以降の30番台新造編成の中間車として活用。

車両運用

  • 4両編成は主に交野線宇治線などの支線運用に入る。2本を併結(下記編成表のMc3車・Mc4車を繋ぐ方法)して8両編成を組むことができるが、定期運用は今のところない。
  • 6両・7両編成は京阪本線系統で基本的に快速急行以下の運用に入る。また、自動放送を常用する(当初は快速急行以上のみだった)。
  • 6000系のリニューアル工事に伴い8両編成が不足したため、7両編成に中間車1両を繋ぎ暫定で8両編成を組んだ実績が幾度もある。

編成表

2023年4月時点形式MT構成などの出典は、交友社発行「鉄道ファン」2023年8月号付属の車両配置表より引用)

0番台

←私市・宇治   枚方市・中書島→

形式13000135001365013050備考
MT構成Mc1T0T1Mc4
第1編成13001135011365113051Mc4車は連結対応(以下同じ)
第3編成13003135031365313053
第5編成13005135051365513055
第7編成13007135071365713057
MT構成Mc3T0T1Mc2
第2編成13002135021365213052Mc3車は連結対応(以下同じ)
第4編成13004135041365413054
第6編成13006135061365613056

20番台

←三条・出町柳   淀屋橋・中之島→

形式13000135001370013150135501375013050備考
(3000系編入)(13850)
MT構成Mc1T0T2M1T3T4Mc2
第21編成130211352113721131711357113871130713751→13871
第22編成13022135221372213172135721377213072
第23編成130231352313723131731357313873130733753→13873
第24編成130241352413724131741357413874130743754→13874
第25編成130251352513725131751357513875130753755→13875
第26編成130261352613726131761357613876130763756→13876
第27編成130271352713727131771357713877130773752→13877

半端車(余剰車):T13771、T13773〜T13777


30番台

←三条・出町柳   淀屋橋・中之島→

形式130001350013700131501355013050備考
MT構成Mc1T0T2M1T3Mc2
第31編成130311353113731131811358113081
第32編成130321353213732131821358213082
第33編成130331353313733131831358313083
第34編成130341353413734131841358413084
第35編成130351353513735131851358513085
第36編成130361353613736131861358613086

こぼれ話

  • 上記にもあるが、宇治線・交野線での4両編成での運用を経てから本線へデビューしたため、登場から暫くの間は沿線利用者からは支線用の車両だと思われていた。
  • 2023年2月より、13000系13024編成を使用し新たに開発された車両状態監視システムの搭載・運用試験を1年間かけて実施。
  • 宇治線の沿線が舞台である京都アニメーション製作のアニメ作品「響け!ユーフォニアム」の作中に度々登場している。

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