シャナン

しゃなん

シャナンとは、任天堂のSRPG「ファイアーエムブレム聖戦の系譜」に登場するキャラクターである。

概要

剣聖オードの血を引くイザーク王国の王子。オードの直系で神剣バルムンクの継承者である。

神剣バルムンクの継承者は、マナナン→マリクル→シャナンと推移する。

まだ幼い少年なので参戦しない。一人称は「ぼく」。

祖国イザークとグランベル王国との戦乱の折、滅亡寸前のイザークから叔母のアイラとともにヴェルダンに逃れた。しかしキンボイスに捕まりアイラへの人質となるが、敵国グランベルの公子シグルドに保護され、アイラと共にシグルド軍に同行するようになった。

シグルドの妻ディアドラ失踪の際に、彼女を強く引き止めなかった己の責任を感じ続けている。後にオイフェと共に二人の嫡子であるセリスを託されイザークへと逃れるが、それがシグルドたちとの最後の会話となった。

シグルドの死後、オイフェと共に故郷イザークに潜伏し、セリスを守り育ててきた。物語後半ではイザーク王家の生き残りにして解放軍の若者たちを導く剣士に成長し、帝国軍にも恐れられている。一人称は「私」と稀に「俺」。クラスはソードマスター。流星剣のスキルを持つ。

アイラが結婚していた場合は、セリスと共にアイラの子であるスカサハとラクチェも託されており、従兄弟でもある彼らを育てた。ディアドラを引き止めなかった事を今でも後悔し続けており、シグルドとディアドラの遺児であるセリスを必ず守り抜くと固く誓っている。

ラクチェ（ラドネイ）とパティ（デイジー）のどちらかと恋人関係になると、会話イベントが発生する。

9章でフェミナかジャンヌがある村を訪ねるとシャナンの名を騙る瓜二つの男が現れるが、バルムンクを盾と勘違いしていたことから呆気なくバレる。彼が外伝「トラキア776」に登場する剣士シャナムと同一人物か否かは定かではない。また、同じく外伝で仲間になる剣士ガルザスとは従兄弟同士である。