菱形六十面体

ひしがたろくじゅうめんたい

もしくは「りょうけいろくじゅうめんたい」。多面体の一種。

概要

60枚の同じ形の菱形で構成されている多面体。

正十二面体の各面が5つの菱形によるくぼみに置き換わったような形。

面の形は菱形三十面体と同じ（対角線比が黄金比）で、ぴったりとドッキングできる。逆に20個の菱形六面体に切り分ける事もできる。

グラフ理論的（トポロジー的？）には凧形六十面体と同じ構造。

この菱形によるくぼみを逆にふくらみにすると、ふくらみとふくらみの間に隙間ができるが、ここで菱形の対角線比を白銀比（大和比）に変更すると、隙間が平らな菱形状になる。そこにフタをすると菱形九十面体となる。

菱形三十面体による星型多面体の一つと説明される事もある（数学的にはむしろこちらを意味している？）。この場合、構成面の菱形は内側に幾らかめり込んだ形となっており、見た目よりも全長が2倍弱程大きい。グラフ的な構造もまた違って来る。頂点数は、見た目通りの解釈では62個なのに対し、こちらは52個となる。

関連タグ

星型多面体…星型っぽい立体のまとめ有り。

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関連外部リンク

Rhombic hexecontahedron - 英語版Wikipedia