概要
ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの最新作『サン/ムーン』発売に伴い、2016年11月よりスタートするアニメ新シリーズ『ポケットモンスター サン＆ムーン』。
その予告映像が、同年9月15日放送の『ポケットモンスター XY&Z』1時間スペシャルの終盤で披露された。
これまで自由気ままに旅を続けてきたサトシが学校に通い始めていたり、ゲームの発表時から話題となっていたZワザを早速全力で披露していたりと、注目すべき点は多々あったのだが……
何より視聴者の度肝を抜いたのは、そのサトシのデザインの変わりようであった。
BWシリーズに比べ頭身が上がり、大人びた印象で「イケメン」との呼び声も高かったXYシリーズのデザインから一転、全体的に丸みを帯びた顔つきや髪型、従来より小さくなった瞳、逆に大きくなった頬のN字、しょっちゅう見える喉奥など、別人かと見紛うばかりの変貌を遂げた。
しかし、元々「永遠の10歳」という設定だと考えれば、今回のデザイン変更によって歳相応になったと言えるかもしれない。
絵柄だけでいうと、『サマーウォーズ』や『デジモンアドベンチャーtri.』等に近い作画。
雰囲気も含めれば、第一部のうずまきナルトに似ているという意見もちらほらとある。
ちなみに作画だけでなく、全てのシリーズにおいてグローブを着用しているのに今作は無し、ズボンが今までの中で短めのものを穿いている等の変更点も見られる。
とはいえ、案の定ネット上には「誰おま」「どうしてこうなった」といったワードが並び、特にTwitterでは「サトシ」や「アニポケ」、「作画」などのワードがトレンド入りを果たした。
6年前のダイヤモンド&パールからベストウィッシュ移行時の「きれいなサトシ」騒動かそれ以上の反響が起きたといえる。
その為、デザイン変更の件については、かなりファンから賛否両論となっている。
発表当時はネット上で、サトシのデザインの賛否の分かれた意見が非常に多く飛び交っていた。
騒ぎがあまりにも大きくなったためか、サトシ役の声優松本梨香氏は自身のTwitterでこの変化についてフォローしたほど。
そんな中、『サン/ムーン』における新要素「リージョンフォーム」になぞらえ、このサトシに「サトシ(アローラのすがた)」という呼び名が付けられたのである。
ちなみに、現在のサトシがあの世界でイケサトシかどうかについてはこんな考察もある。
リーリエが第1話でケンタロスに怯えてサトシにすがり付いたが、第3～4話でやはりアゴジムシにおどろきマオにすがり付いていた。しかし、より近くにいたカキにすがり付く様子は見えなかった。
つまり、無意識下でサトシとマオを同列に捉えたがカキはそうではなかった。これが意味するのはつまり、リーリエに「(触ると緊張する)男性」として意識されていないとも考えられ、顔面偏差値が初代の設定にゲンシカイキしてしまったのでは？、という声があるのだ…。
注意
世間では上記のような意見が大半を占めているが、もちろん純粋に楽しみにしている視聴者もいる。
いくら気に食わないからといってむやみやたらにあちこちで批判すると、他の人達を不快な気持ちにさせてしまうので注意されたし。
pixivでは
キャラデザ変更への衝撃から生まれた「サトシ(アローラのすがた)」タグだが、pixivでは単に「サン＆ムーン仕様の新衣装を着ているサトシ」を描いた作品に対して付けられる場合が多い。
その中で、従来(特にXY)のキャラデザに近づけてある作品には「もしもアニポケ」タグが付けられることもある。
関連イラスト
もしもアニポケ
