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ラストオブアスの編集履歴

2016-12-19 15:27:32 バージョン

ラストオブアス

らすとおぶあす

ノーティドッグが世に送り出した、PS3用のサバイバルホラーゲーム。

概要

アメリカ本国での原題は「The Last of Us」。日本では2013年6月に発売されたTPS(三人称シューティング)の「サバイバルホラー」。対応機種はPS3。2014年8月21日にPS4専用のリマスター版が発売された。


物語

謎の寄生菌の感染爆発が人類を襲ってから20年。政府の崩壊以降、が強権的に支配する隔離地域で運び屋を営んできたジョエルは、取引のいざこざからある「荷物」を任される。

運び屋のジョエルは、少女・エリーの身柄を、ボストンの隔離地域から州の議事堂に待機するファイアフライの一団まで送り届けることになる。

人の出入りを厳しく制限する軍や、隔離地域外にうごめく感染者と戦うために、貴重な物資を消費していくため、ロッカー引き出し洗面台とあらゆる場所から使えそうな物を探さなくてはならない。持てる物資にも上限があるため、難しい局面を上手く切り抜けられるかはプレイヤーのサバイバル力次第。

人物同士の情感に満ちたやりとりは映画そのもの。傾いた高層ビルに水没した地下道など、作り込まれたアメリカの朽ち果てつつある街並みを堪能できる、廃墟好きにもたまらないゲームホラーと銘打っているだけあって、物音のする暗闇などは最高におっかない。


登場人物

ジョエル(日本版:ジョエル・ミラー)

声:山寺宏一(Troy Baker)


感染爆発で最愛の家族を失って20年、手段を選ばず生きてきたタフなおっさん。形見の腕時計は肌身離さず身に着けている。悪知恵が働くタイプではなく、敵対者には実力行使あるのみ。

ボストン闇市場ではテスと共に「ヤバい二人組」として名の知れた存在で、エリーに対しても冷淡に振る舞うが、複雑な感情に苛まれる様子も垣間見える。

序盤から重宝するステルスキルをはじめ、人間離れした戦闘能力を発揮する人間凶器。作中でイカれた男と称されるばかりか、プレイヤーからも死神呼ばわりされる。終盤には複数の銃火器や飛び道具を携行する、歩く武器庫と化す。この上アサルトライフルなんか持たせちゃダメだってば。


エリー(日本版:エリー・ウィリアムズ)

声:潘めぐみ(Ashley Johnson)


ジョエル達が預かる「荷物」。陸軍の幼年学校(要するに孤児院)育ちで、14歳の生意気盛り。立入禁止区域で感染者に襲われたことから特殊な立場に置かれる。読書はする方で、物語の中盤からは掘り出し物のSFマンガに熱中。生まれ育った環境ゆえに擦れていて口も悪いが、彼女の挙動に癒しを見出すプレイヤーは少なくない。

ジョエル(プレイヤー)の戦闘スタイルを学習し、戦闘回避を優先したり喧嘩っ早くなったりと挙動が変化する。ナイフ一本で敵の首っ玉に飛び掛かる様には恐れ入るしかない。


テス

運び屋商売で稼ぐジョエルの相棒。ファイアフライが保有する銃器と引き換えにエリーの護送を引き受ける。身内には気遣いや温かみを見せるものの、自分を殺しに来た相手を返り討ちにするなど、容赦のなさはジョエルといい勝負。イベントムービーでも頻繁にぶっ放す、頼もしい姉御。


マーリーン

軍による支配に対して政府組織の復活を唱える武装集団・ファイアフライを率いるリーダー。軍に指名手配を受けている。エリーの母とは友人だった。幼い頃から知っているエリーを自ら移送するつもりだったが、負傷したためジョエルとテスに彼女の身を預けることに。その目的は――。


ビル

隔離も何もされていない避難指定の地域で生きるトラップキング。あらゆる侵入者を排除するため街中に罠を仕掛けながら、集めた物資で運び屋と取り引きしている。少々気難しく、独り言が多め。ジョエルとは馴染みで、大きな借りがあるらしい。街を訪れたエリーにいろいろと盗られたかわいそうな人。


感染者

人間の脳に寄生し、胞子を撒き散らすがごとく人々を襲うよう仕向ける菌の感染爆発(パンデミック)がそもそもの発端。冬虫夏草の仲間らしく、作中でも「コルディセプス」と呼ばれている。治療に関してはWHOもお手上げで、一時期は爆撃で感染者を一掃していたほど。世界規模で影響が広がったと思われ、少なくともアメリカ合衆国は壊滅。

感染力が強く、飛沫感染する他、菌床から飛散する胞子を吸い込むだけでもアウト。正気でいられるのはもって2~3日、早ければ数時間で影響が出るため、隔離地域でも頻繁に専用機器でのスキャンが行われている。

感染者の「意識」については作中で明言されないものの、事によっては死ぬよりも惨い状態なのかもしれない。


ランナー

感染初期。苦しげに呻きながらウロウロと歩き回り、人と見れば襲いかかり噛みついてくる。パンデミックの際にはそこらじゅうに溢れ返っており、そこかしこで生存者を襲う地獄絵図を展開した。目が見えているため移動速度が速い反面、各個撃破はそれほど難しくない。


ストーカー

感染中期。ランナーと大差ないが、菌の脳への寄生が進行して眼球あたりからなんか生えてきている。視力は残っており、向かってくるときは一直線。プレイヤーの視界に入っていると隠れて様子を窺い、背中を見せた途端に襲いかかってくる面倒なやつら。


クリッカー

感染末期……とか言ってられない怪物。本作を代表するクリーチャー。すくすく育った菌のせいで頭部の形状は原型不明。剥き出しのが並ぶ口だけは残っていて、感染どころか噛み殺しにかかってくる。視覚を失ったため自らクリック音を発し、反響で周囲の状況を捉えている。もちろん物音厳禁。通常の打撃は効かず、対抗手段のナイフがない限りは接近されると一撃死となる。しかも銃弾への耐久力まで上がっている厄介な敵。

「症状」がここまで進行すればあとは力尽き、でかい菌床の核になって胞子を飛ばし始める。


ブローター

飛び道具をも得た感染者の最終形態。もはや何を糧に動いているのか不明。銃弾の通らない硬い外皮を身に付け、胞子爆弾を投げつけてくる最悪の相手。むやみに接近すれば問答無用でリトライ行き。火炎に弱いのと個体数が少ないのがせめてもの救い……2体で来るんじゃねえよ!


Left Behind ―残されたもの―

ノーティドッグが贈る2014年のバレンタインプレゼント(配信版)。

エリーを主役に据えた2本の追加エピソードで、戦闘にも楽しい新システムが導入された。本編内の行間を埋めるような筋立てながら、難易度は相変わらず容赦がない。


大学探索中に敵と遭遇し、重傷を負ったジョエルを手当てするため、どうにかショッピングモールに辿り着いたエリーは物資を探してモール内を奔走する。単身での決死行と並行して描かれるのは、彼女のボストン時代――ジョエルとテスに出会う半月ほど前のある出来事。


ライリー

エリーが軍の寄宿学校(という名の孤児院)にいた頃の友人。ファイアフライに憧れ、喧嘩別れ同然にエリーのもとを去り、学校を飛び出して行方不明になっていた。ある晩、首にファイアフライのタグを提げて戻ってきたライリーは、エリーを連れ出して立入り禁止のショッピングモールに潜り込む――。

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