1.お茶っ葉を発酵させて作る飲み物「紅茶」の種類の一つとして有名。
英語名は「Earl Grey」。
2.①紅茶以外で、たまに使われる事がある名称。
現在、pixivユーザーにも何人かがこの名称(もしくは名前の一部に入れている)で登録している。
②近年では、東方Projectの二次創作をしている同人サークル名として、東方の同人界では有名となっている。
紅茶「アールグレイ」
茶葉にベルガモットで柑橘系の香りをつけた紅茶の事。落ち着きある芳香が特徴。
古典的なフレーバーティーの一種で、中国茶やセイロン茶、インド茶が使われることが多い。
アールグレイ(Earl Grey)の名前の由来は、イギリス王室の外務大臣だった、第二代グレイ伯チャールズ・グレイ(1830年代のイギリス首相)から。
「グレイ伯爵が東洋の紅茶を気に入り、同じ物を茶商に命じて作らせた」と言う話が残っている。
茶の香気成分は冷やした際にお茶が濁る事が多いが、アールグレイは他の茶葉と比べてそういった事が少ない。
人工的に香りを付けた着香茶である為、アイスにしても香りが分かりやすい。その為、アイスティーに用いられる事がよくある。
また、温度が高くなるほどベルガモットの芳香がより引き立つようになる。
(アイスティーの時と比べて香りが強くなる為、その香りに慣れていない人には、ホットは少々辛い飲み物となる可能性がある。)
同人サークル『アールグレイ』
普通は「アールグレイ=紅茶」が一般的な認識である。が、
Googleで「アールグレイ」と検索した際、Wikipediaを押し退けて一番上にくる(2011年2月現在)のが、東方Projectの二次創作をしている同人サークル『アールグレイ』の公式サイトである。
なので、その事についても載せておく。検索結果では『アールグレイ - EarlGray』と出てくる。
2009年3月に行われた「第6回博麗神社例大祭」にてサークルデビュー。当時はサークル活動を開始したばかりであった為、一部のファン以外にはあまり名前は知られていなかった。
サークル活動開始以降は、ドラマCDと2009年12月から「ニコニコ動画(以下、ニコ動)」内で「宣伝ラジオ」として制作、公開していた同サークルのWebラジオ「アールグレイラジオ(以下、EGラジオ)」で徐々にファンが増えていった(名前はラジオですが映像もある動画です)。
EGラジオが回を重ねるごとに、ニコ動内の「東方カテゴリー・デイリーランキング(以下、ランキング)」にも載るようになる。
そして決定的となったのが2010年7月、ニコ動内で「EGラジオ第9回」がランキングで16位→4位→3位と上昇したことで、一気に知名度が上がる事となった。
「EGラジオ第1回」も64位→9位に上昇。その他バックナンバーも全て同ランキング100位以内に上昇した。
(これ以降、新作のEGラジオが投稿された翌日には必ずと言って良いほど、同カテゴリーのランキングで上位に入るようになる。動画の宣伝人数とポイントも跳ね上がった。)
サークル『アールグレイ』のイラストを担当している**茨乃**氏や**ミヤスリサ**氏、EGラジオのキャラデザインを担当している**juno**氏はpixivに登録しており、作品に使用した一部の絵を見る事ができる。
あと余談だが、当時の「第6回・第7回博麗神社例大祭」の公式サイトに公開していた「参加者心得」のボイスドラマも、サークル『アールグレイ』が制作を担当した。
最後に注意をしておきますが、
サークル『アールグレイ』の作品には東方キャラに声が当てられています。東方に興味がある方も無い方も、もし視聴するならその事を知った上で視聴した方が良いでしょう。
勿論、上海アリス幻樂団およびZUN氏にも一切関係は無いので、公式の声当てでもありません。
東方キャラの声当てが好きではない方は見るのは避け、見てしまった方は批判等のコメントをする前にブラウザを閉じてください。サークルやファンの方の迷惑にならないようにしましょう。