概要
症状
発熱・頭痛・筋肉痛・発疹などで、同じ蚊が媒介する感染症であるデング熱やウエストナイル熱などと似ている。
特に筋肉痛が顕著であり、チクングニアという言葉は「かがんで歩く」という意味のアフリカの現地語に由来している。
ほとんどの場合は数日程度で自然に回復するが、ごく稀に脳炎や出血などによる死亡例も報告されている。
診断、治療、予防
症状だけでデング熱などと区別するのは困難なので、血液検査をしてウイルスを調べる。
チクングニア熱を起こすウイルスを殺す薬は存在しないので、点滴などをして自然に治るのを待つ。
予防のためには肌の露出を控え、蚊に刺されないようにすることが大切。