会津鉄道
あいづてつどう
旧国鉄会津線を引き継ぐ目的で設立された第三セクター方式の鉄道会社である。
概要
福島県会津若松市から南会津町の範囲に路線を有する第三セクター鉄道である。路線の三セク転換は1987年7月16日に行われた。
営業区間は西若松~会津高原尾瀬口間57.4km。このうち会津田島~会津高原尾瀬口間15.4kmは電化されている。
電化区間は特急「リバティ会津」をはじめとした列車が野岩鉄道と東武鉄道への直通運転を行っているほか、気動車による快速列車「AIZUマウントエクスプレス」が東武鉄道の鬼怒川温泉駅まで乗り入れている。非電化区間については西若松駅からJR只見線会津若松駅まで片乗り入れをしている。
現在保有の車両
- AT-350形:トロッコ車両。AT-351号1両を製造。
- AT-400形:JR東日本のキハ40を1両譲受し、展望車「風覧望」に改造された。AT-401号の1両のみ在籍。その後2016年に、お座敷車のAT-103号が引退したため客室の一部を座敷へ再改造した。
「お座トロ展望列車」は上記2両で編成を組み、会津若松~会津田島間を結んでいる。
- 6050系:モハ61201号+クハ62201号の1編成2両が在籍する。東武鉄道6050系および野岩鉄道6050系と同型の車両で、3社で共通運用されている。
駅の一覧
●:停車、レ:通過、▲:一部停車
※「お座トロ展望列車」は定期列車の停車駅