「さぁ、仕事だ。今日も怪人たちにうんと栄養を与えて貰うからな」
「さぁ今日もうんと栄養つけてやるぞ、早く立派な怪人に成長するんだ。はははは……」
概要
『仮面ライダーBLACK』第36話「愛と死の宣戦布告」に先行登場し、第43話「怪人牧場の決闘!」から本格的に活動を開始するクワガタムシ型改造人間。
人間の生体エネルギーを動物たちに吸収させて直接怪人へと成長させる作戦を担当しており、人間態の姿でハイテクマンション“ジェネラル・ハイツ”の管理人になすまし、夜な夜なエアコンから催眠ガスを流し込み、餌に釣られてマンションに入居した人々を地下にあるコロニーへと送り込んでいた。
大あごと鉤爪状になった両腕を振るい敵を真っ二つに切り裂く戦法を得意としている。
コロニーの自爆スイッチが作動し、崩壊が始まる最中、道連れにしようとするかの如く猛然とBLACKに挑みかかるが、『ライダーチョップ』で大顎をへし折られ、最後は『ライダーパンチ』と『ライダーキック』を連続で叩き込まれて爆散。消滅した。
漫画版
石ノ森章太郎による漫画『仮面ライダーBlack』では第15話「東京 クワガタの夏」に登場。
大門の友人夫婦を殺害し光太郎に襲いかかるも、数々の強敵との戦いで強くなっていたブラックの敵ではなく、難なく返り討ちにされる。
しかしその正体は、殺された夫婦の息子・克明少年だった。ゴルゴムに洗脳されて鉄砲玉にされた挙句、両親を殺してしまった克明の境遇を悲しんだ光太郎は、ゴルゴムを必ず滅ぼすことを息絶えた克明の前で誓う。