仕様
型式 | マーク4 |
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製造国 | 中国 |
身長 | 76メートル |
重量 | 1722トン |
ロールアウト | 2018年8月22日 |
機動力 | 9 |
攻撃力 | 8 |
防御力 | 6 |
怪獣討伐数 | 7 |
概要
本編開始時点で残存している数少ないイェーガーのうちの一体である。頭部をはじめ、機体の特徴は名機「ホライゾン・ブレイブ」(と「ネガティブ・ホライゾン」?)の系統を受け継いでいる。戦闘時にはモノアイ部分を装甲が覆う。
当初の名前は「エコ・北京」。
関節部を含めた多数の箇所にブースターを持ち、非常にスピーディーでトリッキーな攻撃ができるだけでなく、攻撃そのものも加速できる。コックピットおよび首は非常に精密な機器があり、そのため流動的で可動性に優れた首をしている。液体状のソフトウェアは、ジプシーのモデルである鉄人28号由来。
モノアイ、右腕が2本、左腕が1本、計3本の腕を持ち、脚部も逆関節型という異形のイェーガー。左上半身は防御装置でもあり、回転できる上半身とコンボで防御と攻撃ができるる。ゲスにそっくりである。カラーリングは中国らしい派手な赤色で、左胸に「暴風赤紅」と書かれている。
手の指は鋭い爪になっており、それが掌ごと高速回転し回転ノコギリとなって敵を切り刻む。未使用に終わったが、巨大な左腕にはジプシー・デンジャーのよりも強力なプラズマ砲が装備されている(後述の必殺技のシメに使うらしくなぜ「サンダー」なのかよく判る)。このプラズマ砲、実はチャージに6.8秒を費やすが威力はジプシーの3倍で、怪獣の骨格構造を部分的に狙い撃ちできる機能もついている。未使用に終わったのはチェルノ・アルファの火炎放射とテスラコイルも一緒。ゲーム作品では、ホライゾン譲りの液体窒素砲も持つ。
更に腰も360度回転可能で、その場で真後ろを向く事ができる。全関節?にディーゼルエンジンと小型ジェットを仕込んでいるため、4体のイェーガーの中で最も動きが機敏で重量も最も軽く、ジャンプ力も一番高い為、文字通りの手数の多さと素早さで敵を翻弄する戦い方を得意とする。「キック」を蹴りだせる唯一のイェーガーでもあるらしい。
腕が3本ある事から、この機体のみパイロットを3人必要とする。なお、通常時は1人が戦闘を担当し、残り2人が操縦を務める。パイロットのタン兄弟が編み出した「雷雲旋風拳(サンダークラウド・フォーメーション)」は身軽さと上記の奇抜な機能を最大限に生かした戦法であり、そこから生み出されるトリッキーな動きは誰にも予測不可能である。
なお、クリムゾン・タイフーンは3人でのドリフトを唯一成功させたタン兄弟に合わせて特別に設計されているため、彼ら以外の操縦は難しいとされている。パイロットの交代が珍しくないイェーガーの中では異例ともいえる専用機なのだ。出番こそ少なかったが、タン兄弟は筋金入りのエリートで、中国では全土で英雄扱いされており、香港でも彼らのトレードマークの龍の顔の紋章が市内のあちこちに見られる。もちろんイェーガーの機体面にも。タン兄弟はイェーガーの技術開発においても多大な貢献をしていることから、彼らが如何に人類にとって大きな価値だったかが伺える。
司令官いわく「最強の機体の一つ」。日本もふくめアジア全域の護衛をしていたらしく、札幌や大阪など日本の都市も守備している。
余談
映画の企画段階では腕を四本持つイェーガーとしてデザインされ、四つ子の金髪美女が乗るという設定となっていたが、四つ子の金髪美女を探す事が困難であった為、三つ子・三つ腕に変更された経緯がある。ただし、実際の中の人達も本物の三つ子であり、あの歳ながらモデル&起業しているという強者たちである。また、実は実際の中国人ではないため、中国語が話せなかった。そのため、この映画のために二か月かけて中国語を覚えたらしい。
頭部デザインのモチーフは2001年宇宙の旅のHAL9000。また、使用される敵認証システムは液体状であり、これも某作品へのオマージュとなっている。
なお、中国での予告やポスターではまるで主役のような大きな扱いを受けているが、実質これのおかげで当作品の動員数は首がつながったとされている。作品どころかシリーズ全体のの救世主である。監督の娘のお気に入りでもあり、チェルノともどもかませ犬になったことを後々監督から公式に謝罪が入ったほど。
逆に言えば、再建が可能な唯一のイェーガーであり、以降は文字通り人類の盾になるだろう。小説版では、パイロットは一人生存していたが…。
NECAの7インチアクションフィギュアシリーズ、海洋堂のカプセルフィギュアにラインナップされている。
関連タグ
パシフィック・リム 映画 ロボット イェーガー ロボットアニメ
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トップをねらえ! - 稲妻キック、四つ子など様々な意味でモデルと推測されることもあるが、元ネタを禁止していた事から実情は不明。