2の概要
CV:石塚運昇
志々雄真実の部下で、十本刀の一人。通称『“破軍”(乙)の不二』。
身長8メートルを超える異様な巨体の持ち主で、巨大な刀を振り回しては、その凄まじい膂力で何でも破壊してしまう。
出自等詳しくは描かれていないが、その人並み外れた巨体のために人間扱いされず忌み嫌われ、孤独を抱えていたところを、才槌老人にスカウトされて十本刀に加わった。
葵屋での攻防戦では、志々雄サイドの最終兵器として出現し、圧倒的な力で薫や弥彦を絶望させかけるが、そこへ比古清十郎が登場。その異形の中に、確かな剣の腕前と武人の心を持っていることを一目で見抜いた彼に感激した不二は、正々堂々の果たし合いの末に敗れた。
その巨体は強みであると同時に『的が大きい』という弱点でもあったため、鎧と兜で身を固めていたが、清十郎との果たし合いの際には、武人の誇りを示す証として脱ぎ捨てている。
鎧兜装着時の外観はアレに酷似しており、作者もモチーフにしたことを認めている。なおかつ、清十郎の肉体同様、素顔のイケメン度(要はギャップ)に面食らった読者も多いことであろう。
志々雄一派壊滅後は、北海道で屯田兵として開墾に従事している。悠久山安慈と共に助っ人として再登場する予定もあったとの事。
OVA「新京都編」ではそれなりに長身であるが原作のような巨体ではなくなっている。