白いワニ
しろいわに
都市伝説、あるいは、江口寿史が見た幻覚、それをモチーフにした怪物、かもしれない…
白いワニとは
都市伝説のひとつ
- ペットのワニが逃げ出し、下水道で野生化していると言うもの。地下生活が長い為に身体の色素が抜け、白く見える事から「白いワニ」と呼ばれる。
- 『機動警察パトレイバー』の押井守脚本回で、下水道に棲む白いワニのアケミちゃんが登場した。この名前は設定画に書かれたキャラデザインの高田明美へのメモが、雑誌に掲載されたさいに誤って伝わったものだという。ペット設定からか、作画の遊びで一瞬シッポにリボンがついているシーンがある。
- 石ノ森章太郎作の『仮面ライダーBlack(漫画)』第1話に登場した「ワニ怪人」のモチーフである。同作者の『番長惑星』にも下水道で独自に進化した怪物群が登場した。
ゲームに登場するモンスター
- 伝説のFCロールプレイングゲーム『星をみるひと』および前身であるPCゲーム『サイキックシティ』に「しろいわに(シロイワニ)」として登場。
- 『ファイナルファンタジーシリーズ』では「クロコダイル」の上位種として「ホワイトダイル」が登場した。
- 『女神転生シリーズ』では『デビルサマナー』に登場したエジプト神話のワニ頭の”魔獣”アーマーンが、白いワニをモチーフにして白く彩色されていた。
- 『メタルマックス』では貴重な装甲車と引き換えに、下水道に巣食っている脚と目が6つある白い「ミュータントワニ」の退治を依頼される。
- 人の想いが妖怪になるTRPG『ガープス妖魔夜行』では、上記の都市伝説から生まれたピラニアの群れを召喚する妖術を持つ妖怪「下水ワニ」としてデータ化されている。