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掛け算の編集履歴

2017-06-09 20:41:12 バージョン

掛け算

かけざん

数字・数式同士を掛ける計算。

概要

数値あるいは数式同士を掛け合わせる計算のことで、その結果は「」と呼ばれる。

AとBを掛け合わせるとは、実数においてはB個のAを足し合わせる事を意味する。

乗法」「乗算」とも呼ばれる。

逆演算は割り算


演算子には「×」が用いられ、これは足し算の演算子「+」を45°傾けただけのものとなっている。

」が用いられる事もあり、数値同士以外の場合は演算子を省略する事でも表現される。

プログラミングにおいては大抵「*半角アスタリスク)」で代用される。

ベクトルにおいては、×と・が別々の計算を表しており、前者は外積、後者は内積と呼ばれ、×を「クロス」、・を「ドット」と読んだりする。

行列同士の掛け算は、演算子を用いずにABのように表現され、「Aの列数=Bの行数」かつ「Aの行列=Bの列数」の場合にのみ定義されている。


整数複素数における掛け算には交換法則や結合法則が成り立つが、足し算とは異なり、ベクトルや行列や四元数などでは成り立たない場合もある。

整数で交換法則が成り立つ事を理解するには、物体を以下のように並べる方法がある。

●●●●●

●●●●●

●●●●●

これは見る方向によって、3×5にも5×3にもなる。


足し算を繰り返したものが掛け算であるのに対し、掛け算を繰り返すと冪乗べき乗 / / 累乗)となる。

この辺の話はハイパー演算子という概念でまとめられており、足し算はhyper1、掛け算はhyper2、冪乗はhyper3と表現される。


足し算の場合、正の数を足せば必ず増加し、負の数を足せば必ず減少したが、掛け算の場合は、正でも1未満の数を掛けると減少し、更に掛けられる数が負の数ならば増加と減少が逆転する。

例えば、1に対して2を掛ければ2となり増加となるが、0.5を掛ければ0.5となり減少となり、また、-1に対して2を掛ければ-2となり現象、0.5を掛ければ-0.5となり増加となる。


論理演算集合におけるANDと結び付けられ、結果をそれぞれ論理積積集合と言ったりする。

実際、AND⇔掛け算、10のように置き換えても結果が一致している。

真⇔、偽⇔1でも一致する。


カップリングにおける掛け算

慣用的には、同人におけるカップリングの事を指す事もある。


この場合は大抵、交換法則は成り立たない。

例えば、A×Bという表現だけがある場合なら、単にAとBによるカップリングを意味するが、ここでB×Aという表現が現れると、B×Aは一般的に「Bが攻めでAが受け」という意味合いとなり、対してA×Bにはその逆の意味合いが生まれる。

人外×人間」「人間×人外」においてはまた別の定義がなされている。


別名・表記ゆれ

かけ算 乗算 乗法 


関連する言葉


計算 掛ける 指数 乗算レイヤー 面積 体積


関連外部リンク

乗法 - Wikipedia

掛け算とは - ニコニコ大百科

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