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吉祥天の編集履歴

2017-06-24 20:11:31 バージョン

吉祥天

きっしょうてんまたはきちじょうてん

仏教の天部の一角。 インド神話の女神「ラクシュミー」が仏教に取り込まれた存在。 天部一の美女とされ、かつては七福神として弁財天の位置にいた。

吉祥天とは、仏教天部の一尊である。


概説

インド神話デーヴァの一柱・ラクシュミーを起源とする。

梵名を「マハーシュリー」という。

四天王の筆頭・多聞天(毘沙門天)の妻ともされ、たおやかな天女として表される。

一説では鬼子母神の娘ともいわれる。


貴人の衣に袖を通し、手には宝珠または吉祥果(ざくろ)を持っている。


天部一の美女とされ、あらゆる福徳を招く美の女神

また様々な善行を為し、数多の功徳を積んでいるため、「功徳天」「宝蔵天女」の別名を持つ。

そのため、かつては七福神の一角であり、現在弁財天がいる席に座っていた。

これは時代が下るにつれ、弁財天が河神サラスヴァティーを起源とする水神の側面を持つことから、水田による稲作を重視する日本人には、弁財天の方が馴染みやすかったことに起因する。


弁財天とは類似点が多いものの、本質的に勝気で気丈な弁財天に対し、吉祥天は清楚で朗らかな女性とされやすい。

分かりやすく言えば、弁財天はモデル出身のタレント、吉祥天は清純派アイドルといったところか。


御利益

豊穣、招福、財運守護、諸願成就……など


御真言

オン・マカシリエイ・ソワカ


関連イラスト

ヒーローズ・プレイスメント【埼玉県久喜市】吉祥天女


関連タグ

仏教 インド神話

天部 女神 天女 ラクシュミー

七福神 毘沙門天(多聞天) ざくろ 鬼子母神

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