概要
名古屋駅の一部分を構成する駅で、名鉄が管理する駅である。旧名は「新名古屋駅」。第二次世界大戦中に、旧名岐鉄道の路線と旧愛知電鉄の路線を結ぶための連絡線上に開通した。
ホームの構造は相対式2面と島式1面なのに、線路は2線しかない構造である。相対式の方が乗車ホーム、島式の方は降車ホーム兼特別車乗り場(詳しくは後述)。
しかも2線しかないのに多くの列車を捌くわけだから如何に遅延が起こりやすいかが解る。
駅一覧
上記のような構造の為、初めての利用者には物凄く分かりづらいが、利用者は近鉄の2倍以上なので非常に混雑している。
ましてやミュースカイから普通電車までが次々と来るから、初めての利用者にとっては混乱するだろう。
乗り場 | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 名古屋本線 | 下り | 岐阜・犬山・津島方面 | 一般車乗り場 |
2 | 名古屋本線 | 下り | 岐阜・犬山・津島方面 | 特別車乗り場 |
3 | 名古屋本線 | 上り | 知立・豊橋・太田川・中部国際空港・河和方面 | 特別車乗り場 |
4 | 名古屋本線 | 上り | 知立・豊橋・太田川・中部国際空港・河和方面 | 一般車乗り場 |
線路は、1・2番線の間に下り線、3・4番線の間に上り線がある。
通常の「上級者向け」駅はダンジョンや要塞に例えられるが、名鉄名古屋駅はパズルに近い。
混乱しないための乗り方
- 自分がどこへ行きたくて、どの電車に乗りたいか把握する。
- …当たり前だが、この駅では特に。名鉄では運行が優等列車中心であるため、普通列車しか行かない駅であっても、よほど近い駅でもない限り、途中まで特急や急行などで行った方が早く着く。
- 構造を無理に理解しようとしない。
- …非常に浅い所にある駅だが、大きさの割に立体構造が複雑で、改札も多数ある(入口専用や出口専用の改札も含む)。感覚より案内表示を信じよう。
- ホームの乗車位置は「方面」と「種別」により違うので、所定の位置に並ぶ。
- …乗車するホームの向こう側(島式ホーム)の頭上に、「岡崎・豊橋方面 快特~準急」などのように表示してあり、次に来る電車の系統のものが光る。
- だが、
- 両数が少ない場合、ホームの端の方(停車しない部分)では乗車位置が光らない。
- 同じ系統でも種別や行き先が違う場合、電車が来たら列の外側に出て、先に乗る人を通す。
- 「大江・太田川方面 普通」は、金山始発であるため、朝と深夜にしか電車が来ない(それ以外は金山で乗り換え)。
- 「須ケ口・国府宮方面 普通」は、須ケ口から津島方面に行ってしまい、国府宮方面の普通は須ケ口が始発になるため、この停車位置には朝と深夜にしか電車が来ない(それ以外は、「津島・弥富方面 特急~普通」を使うか、須ケ口で乗り換え)。
- ・・・のような場合もある。ああっ逃げないでー。
- 構内放送は行きたい方向・種別の分だけを気にして、関係のない方向や種別に関する情報は無視する。
- …構内放送はホームに来る全列車の分があるので、全部を理解できるわけはないし意味もない。目的地へ行くのに関係ない情報は聞き流そう。
- 所定の電車が来たら、乗る。
- …お疲れさま。
利用状況
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年度 | 276,032人 |
2009年度 | 267,442人 |
2010年度 | 266,884人 |
2011年度 | 267,372人 |
2012年度 | 273,729人 |
2013年度 | 280,861人 |
2014年度 | 277,292人 |
2015年度 | 283,356人 |
外部リンク
…詳細はこちらを参照。
…初心者には厳しい。