図鑑データ
「給油艦、神威と申します。はい、北海道神威岬の名前を頂いてます。できる限り、頑張りますね。」
給油艦神威、抜錨いたしします!概要、前へ!
2017年5月2日のアップデートにより実装された補給艦娘。
「かむい」ではなく「かもい」と読む。間違えないよう注意。
同日より開催の2017年春季イベント『出撃!北東方面第五艦隊』のE3とE5にてドロップが確認されている。
実艦が運送艦(補給艦)→水上機母艦(→飛行艇母艦)→運送艦(補給艦)と類別変更されているのを反映してか、艦娘の神威も改装に応じて
- 神威:補給艦
- 神威改:水上機母艦
- 神威改母:補給艦
と艦種が変化するようになっている。このように、改造時に艦種が変わる艦娘はこれまでにもいたが、再改造時に元の艦種に戻るという点は、彼女が初である。
艦名がアイヌ語由来の地名に因んだものであるからか、当人も「イランカラㇷ゚テ(こんにちは)」「イヤイライケレ(ありがとう)」などのアイヌ語を話す事がある。
ただ、設定として彼女がアイヌの血を引いているかどうかは不明。
史実における神威は海外で造船されたという設定があるので、この人と同様帰国子女で、アイヌ語を話したりアイヌ風の装束を着たりしているのはこの人と同じという可能性もあるが。
(余談だが、実際にアイヌの住む北海道で建造された艦船自体は函館船渠製の駆潜艇などが存在するものの、艦これに実装済みの艦種においては皆無である)
皆さん、準備はいいですか? 容姿、抜錨! 両舷、前進、行きましょう!
アイヌの民族衣装アットゥシをモチーフとした衣装(通称:神威の服)を着用しており、銀髪にマタンプシと呼ばれる鉢巻きを巻いている。
ちなみに、この衣装、アレンジがかなり過激である。
2017年6月6日のアップデートで【梅雨】mode期間限定差分が実装された。無印・水母・改母とそれぞれに差分グラフィックがある為、中破絵も含めると一気に6枚の実装である。・・・・・・まぁアキラ氏担当の艦娘ということで大体想像は出来てた。
補給艦
マタンブシやテクンペ(手甲)には、アイウシ(アイヌ文様)調の模様がある(この文様は、下衣の一部にも使用されている)。また脚には巻き脚絆を巻いた上から鹿の毛皮を使ったショートブーツを履いている。
下衣は袖のないほぼ無地のアットゥシの様な物の左半身部のみにアオザイの様に深く大きなスリットが入っており(右半身にスリットはない)、その上から腰帯を締めた構造である。大きく開いた隙間からは、豊かな燃料タンクの側面ばかりかふんどしらしき紐すら見えている有様である。
上衣は、袖と肩と襟元程度しかなく、背中も背面艤装辺りまでしかない。
水上機母艦
大まかな部分は補給艦と変わりがないが、細部が色々と変わっている。
テクンペがなくなって素手となり、袖口が変化し、鎖の位置が変更される。
履物もロングブーツに変化する。
補給艦(改母)
マタンプシの模様が変わり、手持ち艤装と共に呼称番号の「モ」の文字が見られる。
袖にまかれている帯の色など、細部の色が変更されていたりする。
さらに、その特徴的な下衣には染めとアイウシ調の模様が追加されたものとなり、右前となる前垂れ部分が腰までの短い物といった恰好となる。
なお、いずれの中破絵でも明らかに褌が解けている。
へ? せ、性能?! 仕方ありません。艦隊、砲撃用意。お願いたします!
補給艦時
火力:18/雷装:0/対空:24/装甲:18/対潜:0/回避:27/搭載数:0/速力:低速/射程:中 ※何れも最大値
各所小口径砲・対空機銃・各種小型電探・各種水上偵察機・各種水上爆撃機・各種水上戦闘機・ドラム缶・缶&タービン・高射装置・熟練艦載機整備員・洋上補給・戦闘糧食等
実艦が14cm単装砲を装備してた為射程が【中】となったようだが、残念ながら中口径主砲は装備できない。レベリング時は随伴艦の方で射程を調整してやらないと、低火力の神威が先に攻撃してしまい、無駄な被弾に繋がる恐れがある。又搭載数0にも係わらず各種水偵等が装備出来るが当然着弾観測射撃は行えない。この時点では非常に弱い為運用は細心の注意をはらいたい。
水上機母艦時(lv35で改造可能)
火力:22/雷装:0/対空:28/装甲:29/対潜:0/回避:27/搭載数:22(11/8/3)/速力:低速/射程:中 ※何れも最大値
上記に加えて新たに甲標的と大発動艇系統・各種副砲・各種大型電探・艦隊司令部施設・爆雷投射機・爆雷等が装備可能になり、替わりに洋上補給・熟練艦載機整備員は装備出来なくなる。
甲標的は装備可能になるが素の雷装が【0】の為威力には期待できない、又素の雷装を持たない為『閉幕雷撃』も行わない事にも注意を払いたい。反面千歳甲・千代田甲よりも燃費が安い為遠征要因として活躍が見込める。しかし単艦では1-1でのキラ付けもままならない場合がある為、演習や1-5旗艦で出撃する等で工夫が必要。
補給艦(改母)時(lv60で改造可能)
火力:25/雷装:0/対空:34/装甲:33/対潜:30/回避:38/搭載数:3(1/1/1)/速力:低速/射程:中 ※何れも最大値
補給艦に戻るため甲標的は運用できなくなり再び洋上補給が装備出来るようになる。しかし速吸と異なり艦攻は装備出来ない、替わりに飛行艇母艦であったことに因んでか二式大艇等の大型飛行艇を装備可能になる。搭載数も0ではなくなったので水上戦闘機を使っての制空補助も可能。ソナーも装備出来るので対潜攻撃もある程度こなせる。又同じ補給艦の速吸改と比べても燃費が安く約1/3程で装甲・回避でも神威改母が勝っており、艦攻が載せられる攻撃の速吸改か防御の神威改母か編成によって上手く使い分けたい。
余談
実装から日が浅い艦だが、作品数は順調に数を増やし続けている。特に、彼女に関係するR-18タグは既に3つも誕生しており(ただ、そのうちの1つは神威の登場前から使用されていたタグを転用・共有しているものだが)、夏コミが楽しみという声が早くも出始めている。一部では「有明の女王を継げ得るポテンシャル」という声も…。
事実、2017年7月6日現在で「神威 艦」と検索した場合の投稿イラスト数は740件越え、その内R-18タグが付いているものは180件弱と、約4枚に1枚はスケベ絵という有様になっている。ちなみにこれは、初代(?)有明の女王のR-18率をほんのわずかに上回るレベルである。まぁ、上には上がいるもので、スケベ絵が3枚に1枚という大先輩もいるのだが、実装からわずか2ヵ月でこの記録は凄いと言って差し支えないだろう。
イベントでのドロップ艦はその性質上(入手難易度)、どんなに魅力的なキャラクターであっても二次作品の数が(相対的に)伸び悩むと言われるが、神威の場合はそのハンデを物ともしないほど提督の股間に響いたということだろうか。
その一方、史実では補給艦という特性上あまり前線にも出ておらず、既存の艦娘との絡みが難しい(一応、放置ボイスでは瑞穂に触れてはいるが)ためか、史実ネタの作品はほとんど投稿されていない(後述するヒ87船団のネタに至っては投稿数0である)。
いやあぁぁっ! し、史実が?! 浸水を防いで! なんとか持ちこたえて!
史実においてはヒ87船団の旗艦を務めた他、2度潜水艦の雷撃で損傷している。
その潜水艦は対馬丸を撃沈したボーフィン、そして電を撃沈した米潜ボーンフィッシュだったと言われている。
最期は香港で大破状態で終戦を迎え、その後イギリス軍に解体されたとされる。