概要
2017年春イベントにて実装された艦娘、神威は艦名が北海道の神威岬に因む。
地名の由来がアイヌ語における神(カムイ)による為か、そのキャラデザインにアイヌ文様やアイヌ語の言動が随所に散りばめられている。
恐らくそこから彼女の豊かな胸部装甲を表現するために、こちらでもアイヌ語が使われたのであろう。
アイヌ語は近代以前においては口述によってのみ使用され文字として記述されるという事がなかったので、今では一部の単語の由来が失伝しており曖昧な場合があるが、現在よく知られている認識に基づき日本語訳すると
カモイ=アイヌ文化における霊的な思考・存在(艦名共々間違った音韻転写ではないが、現在はカムイの方が通りが良い)
ポロ=大きい、広い(札幌の"ぽろ"はこれが語源)
トカプ=明るい、昼、乳房、母なる(道東・道北の方言での言い方。こちらは十勝の語源となっている。トカップとも。尚、神威岬周辺を含む道央の方言ではトットと呼ばれる)
という様な意味合いとなる。
よって以上の単語を使われている状況に即した形で組み合わせると
「"神威の""大きな""おっぱい"」といった意味になる("母なる"を含めても良いかも知れない)。
自然の雄大さを神に等しきものとして讃えるアイヌの信仰感に照らし合わせれば、母性を強く感じさせるおっぱいを称するのに「神の如き巨乳」とはまさに見事な表現であるといえよう。