概要
アニメ『プリパラ』に登場する南みれぃと雨宮春希のカップリング(ノマカプリパラ)。
二人は共に風紀委員でクラスメイト。雨宮は委員長のみれぃに憧れ、彼女の役に立とうと常に努力し全力で思いをぶつけている(いわゆる「片想い」)。みれぃ自身も雨宮の気持ちは知っており、彼に嫌悪感のような物は持ってない模様。
電柱に登ってみれぃの様子を監視するなど雨宮の行動はストーカー紛いとも言われるが、もはやみれぃもそれを当たり前のこととして受け入れている感もある。
軌跡
2話
朝の校門のシーンで雨宮初登場(セリフは無し)。
授業開始直前とあってかこの時は他の委員はおらず、みれぃと雨宮の2人きりだった。
4話
風紀委員たちはグロリア校長にプリチケ検査を命じられるが、プリチケの回収をしたくないみれぃは甘々の検査で済ませる。
雨宮は「さすが委員長、器が大きくていらっしゃる!」と感激。これが彼の初セリフとなる。
14話
みれぃは廊下で囲碁をするシオンに違反チケットを貼る。雨宮は「学生チャンピオンの違反も見逃さないなんて!」と絶賛。
17話
らぁらの違反チケットが199枚目となりゴールデンチケットにリーチ。「いよいよリーチですね南委員長!」とみれぃを称える雨宮。
またハロウィンの知識について述べるみれぃに「勉強になります!」ととにかく従順な雨宮が見られる。
18話
みれぃと雨宮と同じクラスにレオナが転校してくる。
みれぃがレオナを見ると「委員長は彼を見ていた…委員長は彼を見ていた…」と雨宮はレオナへの嫉妬心をむき出しにする。男の娘であるレオナが他者から男性として扱われた珍しいシーンである。
(一方で園児達を泣き止ませたり、園児の風船を取ってあげたレオナには「素晴らしい子ども吸引力!」と評価?する場面もある)
22話
みれぃはパプリカ学園祭でプリパラライブ中継を企画するが、グロリアの「校長先生則」によって有無を言わさず中止にされてしまう。
諦めかけていたみれぃに、雨宮は降りしきる雨の中電柱の上から「ボクはめが弟です!」と名乗り、「ボクはみれぃの…そらみスマイルのライブが見たいんです!」とエールを送った(雨宮はみれぃの正体を知っていたことが発覚)。
みれぃは雨宮だと気付いていたがそこにはあえて触れず、心の中で「ありがとう雨宮くん」と感謝した。
そしてライブ中継のため学園前の道路の使用許可を取るのだが、それを雨宮が説明する際みれぃの両親の姿が映る。
検事と弁護士である2人に協力してもらったということだが、両親公認と取れなくもない?
29話
ファルルに勝つ方法を図書室のパソコンで計算しているみれぃ。
雨宮はみれぃの計算が捗るようにと、ミントのスプレーをわざわざ自分にかけてからその香りをみれぃの方へ送っている。もう一度言おう。わざわざ自分にかけてから送っている。
31話
人のメイキングドラマを真似して勝ったファルルに苛立ちを隠せないみれぃは、ほぼ全生徒に難癖をつけ違反チケットを貼りまくっていた。
「ボクは南委員長のよきサポーター」と自負する雨宮だがいつも一緒にいられるわけではないので、らぁらに「しっかりとサポートしていきましょう」と託す。
32話
作ったキャラではとてもファルルに勝てないと思ったみれぃは、自分がアイドルのみれぃであることを全校生徒の前で発表し「ぷり」を捨てると決意する。
みれぃがその発表をすることを自然と感じ取った雨宮は「しっかり司会しなければ!」と意気込むが、うっかり先にネタばらしをして台無しに。みれぃから怒られてしまう。
また雨宮はみれぃの正体をデビュー当時から見抜いていたことが発覚。全然姿が違うにもかかわらずである。
しかし「ぷり」を捨てようとしたことでみれぃは調子がおかしくなってしまう。
そこで雨宮は、全校生徒の前で不器用ながらも一生懸命手作りしたチョコをみれぃにプレゼントし告白。
チョコには「ぷりのままで」と書かれており、「アイドルのみれぃもすでに委員長の一部になっている、ぷりをやめる必要なんてない!」と、みれぃに校則第1条『生徒は自分に自信を持たなければならない』を違反したとして違反チケット1枚目を貼り付けた。
自信を取り戻したみれぃは「今日のライブ、雨宮くんに捧げるわ。ただし…義理よ」と告げてプリパラへ。もちろん雨宮は大興奮!
35話
ファルルとの勝負を前に、全校集会で紹介され讃えられるそらみドレッシングの6人。
雨宮はそれを見て「南委員長、僕は見ています!ずっと見ています!」と応援。
37話
ファルルを目覚めさせるため精一杯ライブをするそらみドレッシングを、雨宮もプリパラの外から懸命に応援。
40話
全校集会中も取り締まりを行うみれぃに、雨宮は「今日も凛々しくてステキです南委員長!」と乙女のように感激。
41話
生徒会長に選出されたみれぃ(風紀委員長と兼任)。
雨宮も「会計補佐代理見習い弟子」として生徒会入り…?どんな役職でもみれぃの近くにいたいという情熱が伺える。
みれぃのソロライブ中には顔を赤らめながら「ぷーり!」と応援する雨宮が。
51話
全校集会ではしっかりみれぃの後ろを陣取る雨宮の姿が。
ひびきはふわりの語尾がないところに惹かれたと聞き、語尾を売りにするみれぃはご立腹。
雨宮はそんなみれぃを見守りながら、なぜか魚のブリを抱えて「委員長はぷりのままでステキぶり!」と発言。
53話
らぁらデビュー1周年のサプライズ企画で、雨宮はプリパラ外の中継カメラマンを担当。
そのことをみれぃが説明しており、みれぃにもその能力を買われているのが伺える。
60話
雨宮がドロシー&レオナと組んで行動するという珍しい回。
怪盗ジーニアスに怒るみれぃを見て「怒っている南委員長もそれはそれで…」とうっとりする雨宮。あのドロシーに嫌味すら言わせないみれぃ愛が炸裂し、遂に公式で彼はストーカー呼ばわりされた。
その後雨宮はみれぃと合流。栃乙女愛と錦鯉コーチの熱い滝登り修行を見て「幸せな人を見ているとこっちまで幸せになりますね南委員長♥」と、いつかは僕達も…という意志を見せる。
62話
お祭りの場面で、みれぃやそふぃ、そふぃ親衛隊らが浴衣姿で並んでいるシーン。よーく見ると後ろに雨宮がいる。
しかもみれぃの持っているうちわが「ぶり」の絵が描かれたものになっている。前述の通り51話で雨宮はブリを抱いており、実は意識している…?
63話
怪盗ジーニアスにトモダチの力を見せつけようと「24.5時間テレビ」を始めるらぁら達。
雨宮はプリパラに行けないが自分も何か力になりたいと、南にちなんで373kmのマラソンを走り始める。
勝手に始めたことなので誰も見ていないが、走りだした雨宮の想いは止まらず本当に373kmを走破して、エンディングにワイプという形で挿入されゴールシーンを見事に迎えた。ゴール地点には南委員長(のパネル)が立っておら、これに雨宮がダイブして感動?のゴールを迎えたのだった。
なお24.5時間で373kmといえば、時速15km以上というマラソンランナー並のスピードで、それもフルマラソン8.8回分を通しで走り切ったことになり超人的というほかない。これが愛の力か!?
65話
美術の授業の時間だが、美術教師のあじみは瞑想中だと言って授業を始めようとしない。
本来ならみれぃが違反チケットを貼るところだが、みれぃはサイリウムチャームがドリームチームを勝手に選び出すことについて考え込んでいてそれどころではない。
そこで違反チケットが雨宮に託された。雨宮は「第557条、授業中先生が瞑想しては…」とチケットを貼ろうとする。雨宮も校則はすべて暗記しているようでその点みれぃにも信頼されているのが伺える。(あじみが突然暴れだしたため結局貼ることはできなかったが…)
なおこの時教室にはみれぃ・雨宮・レオナがおり、3人は2年生でも同じクラスだということが判明した。
76話
そらみドレッシングのクリスマスライブ。雨宮は部屋のパソコンでこれを鑑賞。
マラソンの時の373Tシャツと「puri♥」ハチマキを装備し、アイドルみれぃの人形が乗ったケーキも用意。左手にはチキン、右手にはみれぃカラーの水色サイリウムを持って応援していた。
77話
「ふれんど~る!」のライブを街頭テレビで見つめる雨宮の後ろ姿。76話同様373Tシャツとハチマキをしていた。
78話
ふれんど~る!が勝てなかったこと、そもそも勝算もない勝負を挑んでしまったことに責任を感じるみれぃ。
それを雨宮は「極上のライブでしたとも!どうか気を落とさないで南委員長…ボクが思いっきり見守ってますから!」と影から励ましていた。
80話
アイドルを辞めそうになっていたみれぃに、雨宮は電柱の影から「委員長辞めないで!僕はあなたのライブが大好きなんです!」とエールを送る。
82話
雨宮が昨年同様、それとなくバレンタインの話を振りチョコをもらいたいアピールをする。
だがみれぃは「でもチョコはいらないしあげない!雨宮だから甘いやとか、ぷりのままで!言ってる場合じゃないの!」とこれを断る。
しかし雨宮は「僕がここにいることに気付いてくれていた!」とポジティブに歓喜の涙を流すのだった。
一見みれぃに脈がなさそうにも見えるが、よく見て欲しい。
講堂で大合唱になった「ぷりのままで」はともかく、その前に昨年雨宮がチョコをねだる際にボソっと言った程度の「雨宮…甘いや…」というフレーズをしっかり覚えているということを!
84話
トップランクを目指し今度は55301%(ゴーゴーみれぃ)の努力で頑張ると決めたみれぃ達。
学園での特訓中もしっかり見守る雨宮。
そしてついにみれぃはゴールドエアリーを出してみせる。
しかし地下パラのため中継がなく、雨宮はプリズムストーンの外で地面にへばりつき、コップを耳に当ててライブを聴こうとしていた。
「僕の心の目にはくっきりはっきり見えます…素晴らしいライブを成功させた委員長の姿が!」
86話
冒頭で街頭テレビを見つめる雨宮の姿。(スプドリは中継がある)
また森脇真琴監督のツイッターでは、86話の絵コンテ表紙として劇場版同時上映「雨宮の結婚前夜」というネタが。(「ドラえもん のび太の結婚前夜」パロ)ネタとはいえ公式に2人の結婚の話題が出たのである。
92話
徳田がらぁら達神アイドル候補への取材に精を出し、カメラで写真を撮りまくっている。
みれぃにも突撃したところ、その隣には雨宮が。まるで雨みれ熱愛スクープのよう。
その後みれぃとぶつかってしまった雨宮は、謝りながら手帳を取り出す。そして「南委員長と肩が触れ合ったから今日は南記念日」と書き記す。
さらに「ちなみに昨日は目と目が合ったから南記念日…おとといは目が合わなかったから南記念日…さきおとといは…」手帳には翌月まで毎日南記念日と書いてあった。
95話
らぁらに代わりジュルルの世話をすることになったみれぃ。
完璧に面倒を見てあげるわと意気込むが、おしっこはかけられるわ違反チケットはよだれでボロボロにされるわで疲弊しきりのみれぃ。
そんなみれぃを見て雨宮は気づく。「ポニーテールの後れ毛がいつもより5本も多い…おかしい」と。さすがである。
そして雨宮はついにみれぃがジュルルを抱いているのを目撃。みれぃは「親戚の赤ちゃんだ」とごまかしながら焦りまくる。(両親に説明する時は至極冷静だったのに、雨宮の前では大慌て…)
そして雨宮は妄想を爆発させる。ジュルルのリボンの真ん中にあるハートの色を見て、「僕と南委員長の制服の(ベストの)色と完全に一致だ!」それは全員一緒だろうなどとは言ってはいけない。
ジュルルを2人の赤ちゃんに見立て、雨宮の「あ」とみれぃの「み」であみちゃんと名付けた。
「私パパのお嫁さんになる!」と言うあみちゃん、結婚式を迎えるあみちゃん。さらには孫を産んでくれたあみちゃん…と、先の人生を走馬灯のように巡らせた挙句、ついには「僕は幸せな一生でした!」と妄想の中で一生を終えてしまった。
109話
アプリカのサパンナで雨宮によく似た「アミヤ」ちゃんに出会ったみれぃ。
みれぃは雨宮を思い出し悪寒を感じつつも、「な、なんなのあの子たち!特にアミヤめ!完全無視でスルーしたいけど微妙に無視できない感じがムカつくわ!」と、雨宮をほっとけないという感情を見せた。
また別れ際、アミヤに「今日はみれぃさん記念日にします!」と言われたみれぃはうろたえていた。つまり雨宮の手帳の「南記念日」を知っているわけで、みれぃも雨宮をよく見ているのがわかる。
112話
まず「南みれぃ則」の存在が明らかになった。それも「第301条 雨宮君は私をつけまわしてはならない!」という条項がある。わざわざこのような規則を作り301条を雨宮のために用意しているのだ。
1年前の夏のプールで傘を拾ってもらい雨宮に惚れたという、またも雨宮に似た女子・安岐田秋子が登場。
秋子はUSペーへの留学を控え、その前に伝えたいと雨宮に告白。雨宮はその気持ちは嬉しいとしつつも「ボクには大好きな人がいるから!」とお断りした。この際雨宮はプリズムジャンプ「赤い糸、夏の恋」らしきものを飛んでいる。これはプリティーリズム・レインボーライブで涼野いとが、KINGOFPRISMbyPrettyRhythmでは神浜コウジが飛んでいるもののオマージュ。ちなみにいととコウジは恋人同士である。
みれぃはこの様子を見ていたが、「パラカッパ(雨宮が着ていた着ぐるみ)のことが大好きなのね」「秋子が付け回していたのは私だ」などと言い、雨宮に惚れた女がいるという事実を認めたくないようだった。クマやウサギが「秋子が見ていたのは雨宮」と言ってもバッサリ切り捨てていた。
秋子は別れ際、「南委員長、末永くお幸せに!」と言い残して去っていった。
この時みれぃは「末永くお幸せに…?」と意味がわからない様子。まだ自分の気持ちに気付いていないのはもしれない。
115話
第3回神アイドルグランプリにてライブを披露するソラミスマイル。
みれぃを街のモニター越しに見つめ、雨宮は突如みれぃに語る。タツノオトシゴはオスが子を産み育てるのだと。いや、確かに卵はオスの中で孵るけど卵そのものはメスが産むんですからね…?
そうとも知らず雨宮は衝撃の発言をする。「僕はあみちゃんの弟を生む事にしました。みれぃの『れ』と、雨宮の『ま』をとって、名前は『れま』君です!」まさかの95話の続きである。しかも名前まで考えていた。
その後雨宮は、「おーい、れま。将来のお嫁さんは、ママみたいな素敵な女の子じゃないと承知しないぞ」と妄想の中でれま君に話しかけるのだった。みれぃが見たらどんな反応をしていたことやら…。
130話
街を映すカットにて、みれぃの絵と「伍伍参零壱」(ゴーゴーみれぃ)の文字が書かれたスタジャンを着ている雨宮が登場(勿論ハチマキもしっかり着用)。
台詞も無く後ろ姿のみの登場だったが、誰がどう見ても雨宮である。
この回はジュリィの真実が判明するとても重要な回なのだが、そんな話の中でも雨宮はみれぃ愛を炸裂させていた。
135話
ソラミスマイルとトリコロールの決戦前。
街のテレビを前にして、みれぃのグッズや写真に囲まれテントの中で祈祷する雨宮が…。ちなみにこの際「ニプラム、ペポマ、プパーパ! ニプラム、ペポマ、プパーパ! リナペイト、パルス、リナペイト、パルス ペクパクパヤポン!」と、有名な呪文をプリパラ風にアレンジした物となっている。今回はさすがにモブにも「きも…」と引かれていた。
137話
神アイドルグランプリの決勝戦。今回も同様の呪文を唱え、街中でみれぃカラーのサイリウムを持ってスタジャン姿で祈祷していた。
138話
前回の続き。女神姉妹との対決を乗り越え、神アイドルになったみれぃに号泣。
139話
世界中のプリパラが崩壊の危機にある中、みれぃの姿に瞳を潤め、「みれぃならできる、プリパラを救える!」と彼は叫ぶ。
そして呪文を唱えながら、マラソンを完走した63話の如く彼は走り去って行ったのであった。もしかしたら、これがプリパラの奇跡を後押ししたのか…もしれない。
らぁらプリパラデビュー1周年記念イベント
2015年7月12日(日)品川インターシティーホールで開催。
イベントの前説・後説に雨宮が登場した。
前説では注意事項の説明、
「本日のライブの撮影録音は禁止。みれぃの勇姿を撮影するのは世界でただ1人、ボクだ…」と宣言。
観客とのコール&レスポンスも。サイリウムの色について聞く際「ボクのみれぃはー?」と言ったり、「ぷりのー?」「ままでー!」の掛け合いもあった。
後説ではみれぃ(委員長)も登場し、前説ありがとうと雨宮を称える場面も!
ラストは「南みれぃと」「雨宮春希でした!」「ぷり!」「ぶり!」
この前説・後説はイベントのDVDにも収録されている。雨みれ派は要チェックである。
キャラ相関図
「ぷっちぐみ2015年10月号」掲載の相関図では、雨宮→みれぃの矢印には「あこがれ」、みれぃ→雨宮の矢印には「?」とある。
「オールカラーコミックスプリパラvol.4」では、雨宮→みれぃの矢印には「好き」、みれぃ→雨宮の矢印にはやはり「?」とあり、みれぃの気持ちは意味深にボカされている。
みれぃの誕生日2015
ゲーム公式サイトのお祝いページに雨宮が登場。
タカラトミーアーツ広報ツイッターでは、63話の雨宮マラソンのゴールを再現したケーキの写真がアップされた。
みれぃ誕生日2016
今年もゲームのお祝いページに雨宮が。やはりここでも「一生ついていきます!」と宣言していた。
フィギュア
『プリパラ プレミアムフィギュア“南みれぃ”風紀委員長Ver.』が発売されたのだが、パッケージを見るとあちらこちらに雨宮が潜んでいる。
背景の陰に隠れていたり、尊敬の眼差しで見つめていたり、パッケージの裏面では違反チケットを貼られていたり…。雨宮はフィギュアでも雨宮だった。