「な、な、なんで皆私のこと知ってるんですか!?」
概要
CV夏川椎菜
美少女ゲーム『ほしぞら☆ミルキーウェイ』のヒロイン。17歳。気弱な性格だが、好きな人には一途。主人公のまさゆきとは幼馴染みの関係。犬が好き。
ゲーム内では、ある事件がきっかけでまさゆきと急接近するらしいが、そこに数々の女性キャラが登場して……。
一応、ゲームのパッケージの表紙を飾っていることからメインヒロインであることは確実と思われ、本編の彼女のセリフから察するに、まさゆきとは最終的に相思相愛の関係になっている模様。
劇中ではメテオラに続く二人目の「ゲームから現界した被造物」。14話のラストでセレジアたちと出会い、次回15話にて正式に特別事態対策会議の保護下に入る。
普通の女子高生という設定のため、セレジアたちのような戦闘能力はない…が、逆に言えば、これから幾らでも書き換える事も可能な白紙の状態とも言える。
なお、中乃鐘曰く「『ほしぞら☆ミルキーウェイ』は元エロゲー」でもあるらしいが、『帰ってきたヘタレの地平線』第15回によれば、彼女は原作ではなく全年齢対象にコンシューマされた方のゲームから現界したという。
しかし、全年齢版であったとしても、原作の彼女と全年齢版の彼女は同一人物である…一応…。
つまり、まさゆきと彼女の全てを現実世界の多くの人に見られていたという、ある意味で公開処刑されていたも同然であるため、現界時にその事実を知ったときは、当然ながら相当ショックを受け、周囲も構わずに号泣していた…心中お察し致します。
加えて、自身の創造主の一人であるシナリオライターの大西との会合の際は、悪い意味で積極的なアプローチを受けるなど散々なものだった…本当に心中お察し致します。
先述のとおり彼女には戦う力は全く無いわけだが、戦闘能力を付加する方法については大西曰く「ファンディスクを使う」と提案、それをボーダーワールド・コロッセオに向けて実行に移した。
その後の動向についてはネタバレを参照
関連タグ
創造主
大西にしおを始めとする有限会社ハイパーテンション
仲間
ネタバレ注意!
【この先18話以降ネタバレ注意!】
「エ…エ…エクストリームファイナルレジェンドマーシャルアーティストひかゆ!ここに、推参~‼」
そして、彼女もボーダーワールド・コロッセオに他の仲間よりも遅れてだが参戦する。その姿は露出度の高いチャイナドレスという恥ずかしい格好で、武装はヌンチャク。
その姿は誰が見ても唖然としてしまうもので、様々な人物から
松原崇「…よく承認力得られたな、アレ…」
中乃鐘昌明「以外に皆(ファン)、ああいうの好きなんですね…」
白亜翔「すごい恥ずかしい格好の姉ちゃん」
ブリッツ・トーカー「随分と涼しい格好の娘さん」
と、散々な言われようである。
しかし、この姿とは裏腹に付加された戦闘能力の強大さは本物であり、翔との戦いでは拳で地面を砕いて(技名・激殺コスモ地獄拳)勝利した。
そして、敗北後も弥勒寺に対して復讐に燃える翔に、「弥勒寺は荒木ロッカクと妹の白亜此処果を殺害した犯人ではない(『閉鎖区underground-dark night-』のネタバレの一部)」と話す。
その後、弥勒寺と新たに仲間に加わった翔、ブリッツとともにアルタイルのもとに向かうが、そこでアリステリアの戦死とカロンの登場で動揺するセレジアを目撃、セレジアに最優先すべきことが何なのかと説得する。
また、このときセレジアを説得する時間を作るためにカロンのフォーゲルシュバリエを生身の身体で蹴り飛ばすという力技を見せた。これには視聴者のみならず、翔、弥勒寺、ブリッツも恐れを抱いた。
そして、セレジアとカロンの関係と想いを弄び、彼らの死を嘲笑うアルタイルに怒りを露にして攻撃をかけるが、彼女の森羅万象によって戦闘形態を消滅させられ、元の「『ほしぞら☆ミルキーウェイ』の星河ひかゆ」へと強制的に戻されてしまう。アルタイルからは「力無き者を殺めるのは私の描くシナリオの意図に反する」という理由から傍観者の席を割り振られる形で殺害を免れるが、シリウスを吸収したアルタイルに、自分達とアルタイルの力の差を見せつけられたことで「これが物語なら…もう、大団円を迎えてます…。だってそうでしょ?アナタは多くの難関を越えて、アナタを阻もうとする並みいる敵を倒して…そして、最大の強敵すらも倒して…好きな人のために、その約束を果たすんだもの…」
「たぶん、皆が選んだ主人公は私たちじゃない…それはアナタだったのよ…」と心半ばにして絶望してしまう。