概要
ニュンペーとはギリシア神話に登場する美しい乙女の姿をした精霊である。
英語読みの「ニンフ」の方がタグとしてもよく使用される。
精霊ではあるが、神々の娘である者も多く、下級の女神として扱われる者もいる。
日本で言う「八百万の神」であり、自然の色々なものに宿るとされる。
アルテミスなどの女神のお供を務めている者も多い。
花を咲かせたり、泉や樹木を守ったりし、さらに人々に恩恵を与える存在として扱われるが、同時に、人を魔力で惑わせたり、取り憑いて正気を失わせたり、好みの若い男を攫ったりする恐ろしい側面も持つ。
これが、「ニンフォマニア」という女性の色情狂(要は“性欲を持て余す”状態)の由来となっている。
神々から恋愛感情を寄せられる事が多いが、逆に神々に対して恋心を抱く事があまりない。人間の男性と恋愛関係になることもある。
様々な種類があり、
谷の精霊:ナパイア(ナパイアス・ナパイアー・ナパイアイとも)
のような者が有名。
また、単体でもエコーやダフネ、カリスト、ヘスペリデス、レーテーなどの名前は有名な者もいる。