概要
体型は同じ生息地のニジイロクワガタやパプアキンイロクワガタなどによく似ているが、黒と茶色のカラーリングで光沢がなく、ムナコブの名の通り、前胸にコブのような盛り上がりがある。
羽に黒いぶち模様があるのが特徴だが、湿気が多いと羽が真っ黒になって目立たなくなる(オウゴンオニクワガタやヘラクレスオオカブトなどでも同様の現象はみられる)。
体長は3㎝程の小型。日本のクワガタムシと比較するとコクワガタよりも小さく、ミクラミヤマクワガタと同じくらいの大きさしかない。
上述のようにニジイロクワガタやパプアキンイロクワガタとよく似ていて、かつて近縁と思われるが、遺伝子分析によるとむしろ南米のチリクワガタやアフリカのマルガタクワガタなどに近縁であり、ゴンドワナ大陸起源の先祖を持つと思われる。実際、触角と目の形など細部からもチリクワガタとの共通点が見られる。
甲虫王者ムシキングシリーズでのムナコブクワガタ
2005ファーストプラスで初参戦。強さ100、ディフェンスタイプ。肩書きは「ミクロ甲虫」。必殺技はグー、「(スーパー)カゲロウ」。
また、コロコロコミックで連載されていた漫画『甲虫王者ムシキング ザックの冒険編』のキャラクター「チャン・G」のモデルになったムシである。
ちなみに、チャン・Gは実際にカード化されており、実際のゲームでも使用することができた(ただし、後述の新ムシキングでは使えない)。
新甲虫王者ムシキングでの階級はN。肩書き、必殺技は旧作と同じ。
関連タグ
- クワガタムシ
- ニジイロクワガタ、パプアキンイロクワガタ : かつて近縁と思われたクワガタ
- チリクワガタ、マルガタクワガタ:海の向こうにいる同先祖の仲間
- オーストラリア
- 甲虫王者ムシキング ザックの冒険編
- 新甲虫王者ムシキング