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加納望の編集履歴

2018-01-14 17:58:12 バージョン

加納望

かのうのぞむ

加納望(カノン)とは、「ナースエンジェルりりかSOS」のキャラクターである。

CV:菊池英博


悪を憎む勇気と、人を愛する心があれば…きみはすべての人を救うことができるんだ

概要

ナースエンジェルりりかSOS」の登場人物。

キャラクターデザインと漫画版を担当した池野恋の特徴が最も強く現れたキャラクターで、「ときめきトゥナイト」の真壁俊そっくり。


転校生として森谷りりかの前に現れた。

優秀な美少年親衛隊が作られるほど女生徒の人気が高く、りりかも彼に恋している。

生真面目な性格で、りりかや宇崎星夜を「君」付けで呼ぶ。


その正体は別の宇宙にあるもう一つの地球クイーン=アースからの使者。

加納望とは地球での仮の名であり、本名はカノン

りりかにそっくりなクイーン=アースの王女ヘレナに仕えている。

白鳩学園には便宜上りりかや星夜のふたつ上の小学6年生として在籍するが、実年齢は13歳くらいである。

伝説のナースエンジェルを目覚めさせることと命の花を探す使命を帯びてダークジョーカーに侵攻されたクイーン=アースから脱出し、地球ヘやってきた。

伝説に従い りりかの10歳の誕生日当日、プレゼントとして本作の変身アイテム・エンジェルキャップの入った宝石箱を贈る。

以降実質ナースエンジェルとしてのりりかの指導者となる。

滅亡に瀕した母星の救済だけでなく、地球が同じように害されるのもどうにか阻止したいと切実に思っている。

りりかはこの加納先輩のためにナースエンジェルを引き受けたくらいだが、彼はすでに幼馴染でもあるヘレナ王女と恋仲で、彼女一筋である。


その他の設定が原作(漫画)版とアニメ版で異なる。


原作(漫画)版

りりかの誕生日の一月ほど前に転入してきた。

年齢設定は同じだが外見の印象は年齢相応というか、大人っぽいアニメ版よりも幼く、制服は他の男子と同じものを着ている。

気さくで優しく、茶目っ気もある。

地球では子供ひとりで不審に思われないよう、同じクイーン=アースからやって来た両親役の男女と暮らしている。住まいの温室では根分けしたクイーン=アースの命の花を栽培している。

なお彼の本当の父親は大臣で、母親とともに本編中もクイーン=アースにいる。

ミミナ王女5歳の誕生パーティーでヘレナ王女と出会い、そのときに彼女に永遠の忠誠を誓った。

地球では基本的なことを教えたりエンジェルバトンの改良やアイテムの製作など、技術と知識でりりかたちをサポートする。

戦闘の場にも駆けつけりりかを助けるが、瞬間移動などの超能力はあるもののアニメ版と違い非戦闘員らしく、無防備な自身を盾にするなど自己犠牲的な傾向が目立つ。

クイーン=アース人は基本的に地球の環境に適応できないこともあってサポート役としての自身に限界を感じ、より適任者であると考えた星夜に頼み、彼を仲間に迎える。


アニメ版

王女姉妹との出会いや彼の両親などバックボーンの設定は原作と共通だと思われるが、アニメ版本編では触れられない。

りりかの誕生日に転入してきた(ロンドンからやってきたことになっている)。

学園では青が基調で半ズボンの制服を着たほかの生徒らに対し、紫のブレザーと濃紺の長ズボンの制服を着ている。

地球では広い洋館に老執事のシオンとふたりで住み、戦いのかたわら命の花を捜索している。

クイーンアースの戦士カノンとしては、超能力と青い刀身のレーザーブレードを武器にして戦う。

超能力のひとつとして他人の記憶を部分的に消したり戻したりすることもでき、一般人を巻き込む敵襲の際に重宝する。

とっつきにくく、地球の一般人への態度は取り付く島がないほどそっけない(親衛隊の桑野みゆきに言わせればクールであるとのこと)。

彼はダークジョーカーによく知られているうえ狩りの標的にされており、りりかのいないところでも襲撃され殺されそうになっているので、友好的にできないのは仕方がないと言える。

強い正義感を持っていることが原作版以上に顕著で、ダークジョーカーと断固戦う意志と優しさを併せ持つ。

それゆえに加納先輩を動機にナースエンジェルを続ける、危機感や闘志にいまひとつ欠けるりりかにときに厳しく接する。


関連イラスト



原作版、アニメ版双方の重大なネタバレ

ピクシブ百科・ネタバレ注意アイコン






















経緯は異なるが原作版、アニメ版ともにダークジョーカーの罠にはまり、緑のワクチンの補給が難しい状況の中、黒のワクチンによって徐々に体調が悪化してゆく。

その果てに死亡し、りりかの心に大きな傷を残すことになる。

彼の死は同時に、彼の意志やナースエンジェルとしての在り方をりりかに強く刻み込むこととなる。

  • 原作版

病んだ身体をおしてエンジェルバトンの強化アイテムを製作する。

りりかたちがブロスの弟・レギに苦戦するなか、戦闘不能状態に陥った星夜をかばって受けたダメージが致命傷となり志半ばで倒れる。

このとき最期の力で廃人のようにされた星夜を目覚めさせたためか、星夜の意識の中にカノンの意識の一部が残った。


  • アニメ版

体調が悪化し始めていたところに黒のワクチンの毒を受け、また仲間に引き込んだが戦う手段のない星夜に自分の超能力の一部を譲渡したため戦う力が低下。

デューイ、ケトーによる連日の襲撃によりどんどん衰弱していき、ついには失明してしまう。

ブロスに追い詰められ逆上したケトーの猛攻撃により瀕死の状態に追い込まれ、りりかは彼を救おうとするが残り少ない緑のワクチンを自分の治療に使うことを拒み、りりかと星夜に看取られて亡くなった。


…と思われた。

これ以降の詳細についてはこちらを参照のこと(ネタバレ注意)。




















関連タグ

ナースエンジェルりりかSOS 加納先輩 カノン 宇宙人 騎士

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