概要
土屋博士が生み出したセイバーマシンの一台で、黒沢太が所有している。
所有者のパーソナルカラーである黒を基調としているだけでなく、可動式のリアウイングと大型のガイドローラーを装備したコーナーリングとストレートを両方強くしたセイバーとなっている。
昔はバトルマシンだったが、カイとの対戦で黒沢は正しい走りに目覚め、これ以降バトルマシンではなくなった。
太達と歩んだ戦の歴史
- ブラックセイバーを複製し、仲間達に配布。 ブラックセイバー軍団なるチームを作りレースに挑む。 が、バトルマシンとしての機能が充実しすぎたが故にトラブルに飲まれることも(因果応報である
- 辻斬りレーサーの被害を受けた仲間の敵を討つべく、対ビークスパイダー用のバトルマシンに強化される。 レース中、マシンを破壊し続けるビークスパイダーと本機の姿が重なる。これを気に所有者の意向により、バトルマシンではなくなり 純粋なミニ四駆として活躍していく
- 「SGJC-ビッグチャレンジ-」では、ブラックセイバー軍団と共に参加。黒沢機はブロッケンG、他のメンバーはプロトセイバー戦隊と激闘を繰り広げる。 黒沢機が最後まで残り、ブロッケンGと三位同時入賞であったがSGJCへの切符を手に入れる。
- SGJCでは、ファイターから【黒い魔王】と【元祖バトルマシン】という称号を授かる。だが、「相手のマシンを破壊をする行為」ではなく「マシンの命を守る行為」である
- SGJC Aセクションでは、レイスティンガーのラフプレーを受けリタイアしてしまった
- SGJC Bセクションでは、雪原地帯を走破する【スノーSP】なる仕様へ。雪に足を取られることなく吹雪の中を一位でスタートしていて最初はスピンコブラと一位争いをしていた。
秘密兵器として、かつて妨害装備として使用していた「砂撒きタイヤ」を装備。(黒沢も「どうしても勝ちたかったから」と『また、コイツに頼ってしまったぜ』と藤吉に明かした。)
レース終盤、スピンコブラとコーナリングで接戦を繰り広げるが、最後のストレートコースでブロッケンGが参戦しゴール目前のデッドヒートを繰り広げ三位を獲得した。
バリエーション
- ブラックセイバー
基本的にはこれ。フロントに「B」と書かれているが、ブラックセイバー軍団には数字が書かれている。黒沢のも一時期「1」と書かれていたが、後に「B」に戻される。
- ブラックセイバーCB
アメリカから帰国して再登場した際の名前。ノコギリローラーの他、コーナーの立ち上がりの反動でウイングからノコギリが飛び出すウイングチェーンソーが付いている。また、超高速セッティングとなっている。「CB」とは Come Back の略。
- ブラックセイバーGX
沖田カイとの対戦の際に用意した。ノコギリローラーはもちろん装備。ウイングチェーンソーの仕組みが変わる。また、シャーシ裏にもノコギリが付いている。(バトルマシンとしての本機はここで最後) この対戦終了後、ノコギリは全て外され、完全に黒沢はクリーンファイターとなる
- ブラックセイバーPG
ガード強化型で黒沢曰く「どんなアタックにも負けない」。実際、並みのアタックではビクともしない。ただ、重いので加速が悪い模様。PGとは「Power Guard」(パワーガード)の略。
- ブラックセイバーCG
SGJCビッグチャレンジで使用。最新強化型。ブロッケンGのブロッケンファングにも耐えるほど頑丈。 リアウイングと右フロントバンパーが損傷した程度で済んでいる。
- ブラックセイバースノーSP
雪道用に改造。ボディを軽くし、第2話に登場した砂撒きタイヤを装備している。スピンコブラやブロッケンGと終始トップ争いを繰り広げた。ただし、軽さ優先なのでアタックには弱い。
劇中では、砂撒きタイヤのグリップ力の高さを魅せるために唯一雪飛沫のエフェクトが大きく描かれている。
- ブラックセイバーGP
SFCゲーム『POWER WGP2』にて、専用のGPチップを装備し、グランプリマシンとなった。
立体物
ソニックセイバーの成形色変更&新規造形のウイングが付属した製品として販売。通し番号がついていない。フルカウルミニ四駆No1がマグナムセイバー、No2がソニックセイバーだが、No3はトライダガーXである。
(これは、当初 セイバーの【ブラックスペシャル】として販売するつもりだったらしく ステッカーに付属している「LIMITED EDITION」はその名残だったらしい)
プレミアム版が販売されていないため、現在でも販売が続いている