─────ふふ。ふふ。だめになってもいいんだよ?
絶対に君を見捨てはしない。
プロフィール
概要
『Fate/GrandOrder』に登場するキャスターのサーヴァント。レアリティは☆4。
メインシナリオでは、1.5部の亜種特異点Ⅳ『禁忌降臨庭園セイレム』で登場。
人物
惚れっぽくて嫉妬深い、永遠の乙女。
いじらしく甘やかす、その愛玩の手練手管はまさに禁断の蜜の味。
ただし、彼女の呼び方だけは気をつけるがいい。あなたがまだ人間でいたいのならば……。
鷹のような翼を持ち、相手を豚に変える魔術を扱う魔女。
また、性格に問題がありすぎるため、非常に厄介な魔女でもある。
しかし、味方につけることが出来ればこの上ない力となってくれるだろう。
後、多分ツンデレ。
能力
さまざまな効能や変異をもたらす魔法薬の調合を得意とする。
また、手に持つ杖はとある人物のものと似通っている。
鷹の翼は衣裳だが、魔術回路の行き届く身体の一部でもある。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | E | B | D | A+ | A | C |
スキル
陣地作成(B) | 魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作る能力。 |
---|---|
道具作成(A) | 魔力を帯びた器具を作成可能。Aランクとなると、擬似的な不死の薬すら作成可能。 |
高速神言(B) | 神代の言葉により、大魔術であろうと一工程で発動させることが出来るスキル。 |
毒の食饌(A) | 生前の逸話に基づくスキル。そのため、ここでは詳しくは記さない。 |
出航の助言(A) | 生前の逸話に基づくスキル。そのため、ここでは詳しくは記さない。 |
宝具
禁断なる狂宴(メタボ・ピグレッツ)
- 種別:対人宝具
- ランク:C
- レンジ:不明
- 最大捕捉:不明
待たせたねぇ! 私の愛しいピグレットたち!
宴を張ろう、饗宴を開き、客人をもてなそう!
さあ暴れ飲み、貪食せよ! 『禁断なる狂宴』(メタボ・ピグレッツ)!
召喚の固有結界。
豪勢な酒宴空間に招かれた無粋な輩は、魔女の愛豚“ピグレット”に蹂躙される。
愉快で騒がしく、はち切れるほど満腹になる恐るべき魔術の宴。
法悦の味を覚えた者は、みずから進んで愛豚に堕ちることを望む。
相手を『豚化』させるという特異過ぎる性質を持った宝具。
宝具の露呈は真名の露呈に繋がるとはいうが、ここまでモロな演出は今までにほぼ無かっただろう。
ゲームにおける性能
最大HP | 12250(LV80) |
---|---|
最大ATK | 8671(LV80) |
コマンドカード | Arts:3/Quick:1/Buster:1 |
宝具カード | Buster |
スキル1 | 高速神言(B)/自身のNPをものすごく増やす |
スキル2 | 毒の食饌(A)/ 敵全体に毒状態を付与+防御力をダウン(3T) |
スキル3 | 出航の助言(A)/味方全体のスター発生率をアップ(3T)+弱体状態を解除 |
宝具 | 敵単体に超強力な攻撃+豚化状態※を付与(1T)+クリティカル発生率をダウン |
(※豚化状態:特殊なスタン状態。一部の特別な敵には無効。)
☆4キャスター初・クラス全体でも稀有な単体攻撃宝具持ち。また「超強力な攻撃」のBuster宝具としては玄奘三蔵、イリヤ以来となる。
カード構成はオーソドックスなキャスター型だが、全体的にヒット数が少ないためNP回収力は若干低め。
スキルやArtsチェインなどを活かしたNP供給が肝心になるだろう。
スキルは上表の三つ。
どれも有用なスキルだが、やはり「高速神言(B)」での速効NPチャージが目を引く。Lv.1時点で60%、最大Lv.10で120%まで一気に獲得できる。Lv.8で102%チャージとなるため、NP獲得系の礼装を意識しないならとりあえずここまで育てたい。
「毒の食饌(A)」は、ロビンフッドの「破壊工作(A)」同様に敵全体にバステを仕込める数少ないスキルの一つ。しかも本スキルはLvアップでダメージが増えるほか、攻撃デバフではなく防御デバフが入るという特徴を持つ。
「出航の助言(A)」は、マルタの「奇跡(D+)」以来となる味方全体の弱体解除スキルで、優秀さは既にマルタで実証されている。スター発生の倍率も高いため、味方のスター稼ぎを後押しでき、これだけの効果を目的にスキルを育成してもお釣りが来る。
宝具は上記の通り。
「豚化」というかなり癖のあるバステだが、効果はスタン同様で相手を効果ターン中の一切の行動を停止させる。現状ではボスクラスのサーヴァントや特定のボスクラスエネミーには通用しない傾向にある。
それでも「道具生成(A)」の恩恵で、高ランクの対魔力スキルがない限りはほぼ確定で豚化してしまえる。
NP効率が悪いため、Artsパーティーにねじ込まないと高速回転は難しい。
単体攻撃である点も踏まえ、強敵への一撃必倒を狙う切り札して活用したい。
弱点は繰り返しになるが、キャスタークラスの割に攻撃でのNP効率が芳しくない点。「高速神言」があるとはいえ、チャージターンの長さが足を引っ張るため、使用するタイミングを考えて使いたい。
他のスキルのチャージターンもそれなりに長く、うっかり使って手詰まりを起こさないよう注意したい。
育成面でも、スキルのカンストを目指そうとすると、1.5部4章からの新アイテム「宵哭きの鉄杭」を180本とシャレにならない数を貢がなければならない。
幸い、「高速神言」のLv.7→Lv.8へは15本で賄えるため、急いでかき集める必要はないと考えて良い。
総合して、バフやデバフを振りまきながら一撃の瞬間を狙っていく、サポーター兼エースアタッカー。
成長が凹型の晩成型で、スキル育成も難儀するが、育ち切れば神代に怖れられた大魔女の片鱗を垣間見せてくれる。
その他
偽名にある「オケアノス」はギリシャ神話に登場する海の神。外洋の海流を神格化したもの。英語の「オーシャン」の由来。型月作品ではかの征服王が目指した地としても有名である。