概要
ゼイビアックス将軍の部下の1人である元詐欺師の青年、ドリュー・ランシングが変身するベンタラの戦士で、原作の龍騎では仮面ライダーゾルダに当たる。
契約アドベントビーストはバッファロー型モンスター・鋼の巨人マグナギガ。なお、名前のトルクとは“回る、回転”という意味。
原作同様に重火器が主な主力武器で高い戦闘能力を持っているのだが、元詐欺師ということもあって戦闘の際は不意打ちや騙し討ちを好んで行い、その高い戦闘能力を活かし切れていない節がある。なお、アメリカでの放送既定の為に実弾を発射していた『マグナバイザー』がビーム兵器へと変更されている。
原作では終盤まで大活躍したゾルダだが、こちらは物語の前半の中盤付近で自身とゼイビアックスの考えの違いから次第に苛立ちを覚え始め、密かにゼイビアックスを裏切る事も思い立ち、他のライダーに接触するも、その事が露見し裏切り者としてゼイビアックスの側近であるストライクに追われる羽目となってしまい、最終的にはマグナギガを吹っ飛ばされた上に致命傷を受け、ベントの恐怖に慄きながら命乞いの言葉と共に消滅するという自業自得とはいえ悲惨な最期を遂げた。
なお、後日談を描いた小説『2WORLD 1HEARTS』では、上記の経緯から本人が改心した事あり、(本当の意味で)綺麗なトルクが拝める(しかも物語の黒幕の正体を突き止めるという大健闘をやってのけている)。
真・トルク(初代・トルク)
物語の終盤に登場。本来のトクルの変身者であるベンタラ人のチャンス(パラレルワールドであるドリュー)が変身する。
歴戦の戦士だけあってドリューよりもトルク本来の性能を十二分に生かしている為、高い戦闘を無難鳴く発揮している。
ちなみに、変身者がお調子者のムードメーカーである為、ハイパーバトルビデオの王蛇同様にネタでもなんでもなく、綺麗なゾルダを拝むことができる。
トルク・ブランクモード
後日談を描いた小説『2WORLD 1HEARTS』に登場するトクルの最弱フォーム。
本作の黒幕であるデビッド・スチュアート大佐が、(おそらく) アドベントカードの1つコピーベントで化けた姿の1つである偽トルクのファイナルベント『エンドオブワールド』を受けて契約アドベントモンスター・マグナギガを失うという原作の映画で王蛇がブランク体になってしまったかのような経緯を得てこの形態へと至ってしまった。
大幅なパワーダウンした事で機召銃(きしょうじゅう)マグナバイザーはただの単発銃と化して最早戦闘能力は皆無に等しいらしいが、それ以外の詳しい詳細。
ちなみにこの形態、王蛇ブランク体と同じく一瞬しか登場していない(黒幕の正体を[[キット>キット・テイラーに告げてから自分の手で汚名を返上しようとして逆にやられてしまった為)上に明確に名称が登場していない事も手伝って、人によっては気付かないまま素通りされてしまうある意味影の薄い形態かもしれない(しかもイラストがあるわけでもないし…)。
ブランク体自体の詳しいスペックについてはこちらで。