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北欧神話の女神イドゥン

アースガルズに住む女神でブラギの妻。若くしなやかで、子供のように無邪気に歌い、世界に満ちた苦痛や争いに悩まされない女神であったという。その手にするかごには黄金の林檎が入っている。

実はアースガルズにおいて重要な役割を持っている。神々が若く健康で活発でいられるのは、イドゥンとその魔法の林檎の力があってのことであるという。ある事件でアースガルズからイドゥンがいなくなった時に、神々は皆老いて苦しむこととなった。

別名・表記ゆれ

イズン イズーナ

関連タグ

北欧神話 女神 神話

蒼穹のファフナーに登場するイドゥン

CV:真殿光昭

北極ミールに属するマスター型フェストゥム。名前は便宜上のもので、作中では呼ばれない。

当初は同化した少年の姿をしていたが、男性へと姿を変え人類軍モルドヴァ基地へ潜入し、情報を収集していた。基地壊滅の際、同胞でありながら「個」を確立しつつある異分子となったミョルニアを問答の末に排除したが、その光景を真壁一騎に目撃されたことが原因で、彼の乗る対フェストゥム最新鋭機マークザインの暴走を招き、自身も飲み込まれてしまう。

辛くも生き延びた後は別の基地の男性職員として潜伏し、パイロットの狩谷由紀恵を同化してザインの兄弟機であるマークニヒトを強奪。この時ニヒトの生みの親であるミツヒロ・バートランドを、彼を愛する由紀恵自身の手で殺させたことで、彼女から「憎しみ」を学ぶ。結果、それまでは悪意なく人類を同化していたフェストゥムの中に、人類の殲滅を望む一派が生まれてしまった。

皆城総士を捕らえて彼から人類を倒すための作戦を学ぼうとしたが、逆に彼の策に嵌り「痛み」と「死の恐怖」を教えられてしまい、今まで感じたことのない感情の励起に苦しめられる。余りのことに耐え切れず、形振り構わず「我々を無へ戻せ!」と叫んで自身の同化を求めるという行動に走っている。

死を迎えた北極ミールが所属下のフェストゥムに「個」を与えたために共倒れを免れ(皮肉にもイドゥン自身はミョルニアを始末した時点で既に個が芽生えつつあった)、一騎と総士を無へと引きずり込んだが、一騎の存在を選ぶ意志と彼の仲間の助力に競り負け、「私はここにいる!」と叫びながらザインによって同化され消滅した。

しかし、彼が学んだ「憎しみ」によって人類に明確な敵対意思を示すフェストゥムが出現するようになるなど、残された禍根は非常に大きい。

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イドゥンの編集履歴2018/05/21 13:25:55 版