『ギアエンジン!』
『ギアリモコン!』
『ファンキーマッチ!』
風「潤動!」
『フィーバー!』
『パーフェクト!』
風「ヘルブロス、参上……!」
CV:足立理
スーツアクター:中田裕士
スペック
- 身長:202.0cm
- 体重:108.0kg
- パンチ力:41.6t
- キック力:50.6t
- ジャンプ力:64.8m(ひと跳び)
- 走力:1.4秒(100m)
- 必殺技:ファンキーフィニッシュ
概要
『仮面ライダービルド』第26話の終盤で初登場。
ネビュラスチームガンとギアエンジン及びギアリモコンを用いて変身できる、“カイザーシステム”の戦闘兵士・エンジンブロスとリモコンブロスの完全態ともいえる合体形態。
メイン変身者は難波チルドレンである鷲尾兄弟の兄・鷲尾風だが、内海成彰も変身できることがスピンオフでの描写から確定している。
戦闘中にエンジンブロス/鷲尾雷がギアエンジンを兄に差し出して自身は変身解除する事で風をヘルブロスに変身させることもある(この際、雷の方の変身は解除される)。
逆に雷が変身出来るかは不明。
装置のベースとなっている最上魁星が変身したカイザーとカイザーリバースの進化形態であるバイカイザーの色違い版で、その実力は未だ未知数。
バイカイザーとの最大の相違は、バイカイザーが2体のカイザーが合体して変身できるのに対し、こちらはギアエンジンとギアリモコンを連続で起動することで変身者1人で変身できるという点である。それでいて戦闘能力は兄弟二人を足した時よりも高い。スペック上はローグさえも上回り、機動力を除けばビルドの各種ハザードフォームにも勝る。
一方、防御性能に関してはローグに一歩譲る模様で、ハザードレベルが上がりに上がったクローズチャージの猛攻を受け止めきれず、変身解除直前まで追いつめられる脆さも見せている。この事から触れ込みの割にそこまで強くないのではないかという指摘もある。
(もしくは、『攻撃は最大の防御』のように攻撃一辺倒にしている可能性がある)
なお、あまりに強力過ぎて他の兵器が売れなくなる為、難波重三郎はこのヘルブロスを代表戦に出す事には積極的ではなかった。
また、片方がヘルブロスに変身するともう片方の変身が解除されることから、その分だけ戦闘員が減ってしまう点も欠点と言えるだろう。鷲尾兄弟の場合は、変身が解除された雷はさっさと戦闘から離脱し、人質の確保など変身していなくてもできる仕事に回っていた。
言うまでもないだろうが名前は「地獄(Hell)」+「兄弟(Bros)」で地獄兄弟を意味する。
第26話放送後のスポンサー画面の帯でわざわざルビが振られていたので公式ネタ。
ネタイラストまで投稿されている。
ハザードレベルを上げる7つのベストマッチ
YouTubeで配信されているスピンオフ作品「ハザードレベルを上げる 7つのベストマッチ」前半のラストにて素体形態ネビュラヘルブロスとして登場。
その姿は特徴的な歯車状の装甲は欠損し、黒いボディが特徴のシンプルな人型ながらも怪物然としたもので、装甲の欠損により素顔が露わとなっている。武器としてブロス同様にネビュラスチームガンを使用している。
当初は生きていた最上魁星の変身したバイカイザーであると思われたが、変身者は最上とは全く関係ない被験者の男性だった。実はこのネビュラヘルブロスは、エンジンブロス・リモコンブロスの合体形態を完成させる為のデータを集めるべく、難波重工によって解き放たれた実験体に過ぎなかったのだ。
様々なベストマッチフォームを駆使するビルドとの戦いに敗れた後、変身させられていた被験者の男性は当然ネビュラガスの影響で記憶を失っており、残されたネビュラスチームガンは内海に回収される。
その後、上述のビルドとの戦いで集めたデータを基に、内海はエンジンブロスとリモコンブロスの合体形態・ヘルブロスに変身。ヘルブロスを完成に至らせたのだった。さらに、そこから変身者が必要ない「クローンヘルブロス」を開発した。
(ちなみに、内海がヘルブロスに変身出来たという事は、彼もバグスターウイルスの抗体を持っているという可能性がある)
関連項目