概要
十脚目・ザリガニ下目に所属する海老のうちロブスターとアカザエビを除いたものの総称。エビの体に大きなハサミ、ロブスターを小型にしたような姿を持つ。通常、ザリガニと呼んだ場合は淡水性のザリガニ下目を指す事が多い。
日本では北海道・東北など低温の淡水域に在来種のニホンザリガニが棲息しているが、北米からの外来種であるウチダザリガニとの競合で棲息数を減らしている。
ミシシッピ川流域からの外来種であるアメリカザリガニは日本全国で見られる。
アメリカザリガニは元々は食用及び、ウシガエル養殖用の餌としてアメリカから日本に導入された。
ザリガニといえば赤系の体色を思い浮かべる人が多いが、これは餌に含まれるカロチンが大きく関わっている。カロチンを含まない餌ばかりを与えた場合、体色は白くなる。サバばかり与えると青くなるのはトリビアの泉でも紹介されている。
アメリカザリガニ(クローフィッシュ)はケイジャン料理の重要な素材である。ルイジアナ州やテキサス州などではザリガニをトウモロコシと一緒に茹でて屋外で食べるザリガニ・パーティーが盛んに開かれている。
ヨーロッパザリガニ(エクルヴィス)はフランス料理の高級食材である。北欧ではヨーロッパザリガニの漁期の終わる8月に、ザリガニを食べ酒を飲んで騒ぐザリガニ・パーティーが開かれる。
近年ヨーロッパザリガニが高価なため、アメリカや中国から輸入した冷凍ザリガニ(ウチダザリガニ)が利用されている。
関連タグ
村上幸平:芸能界屈指のザリガニマニア。2017年2月5日には「ザリガニのうた」という曲のCDを発売した。