プロフィール
名前 | 川島緑輝 |
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誕生日 | 11月3日 |
身長 | 148cm |
星座 | 蠍座 |
血液型 | B型 |
担当楽器 | コントラバス、エレクトリックベース |
好きな色 | ピンク、パステルカラー |
趣味 | お菓子づくり、ぬいぐるみ収集 |
特技 | 料理、裁縫 |
好きなもの | 甘いもの、可愛いもの全部。爬虫類が大好き、ペットはイグアナ(名前はマカロン)。 |
嫌いなもの | 苦いもの、可愛くないもの。パソコン(操作方法が分からないから) |
CV | 豊田萌絵 |
概要
北宇治高校の1年生で、吹奏楽部に所属。部の中でただ1人コントラバスを担当している。
同じ低音パートの1年生、黄前久美子と加藤葉月の2人とはクラスメイト(1年3組)でもある。
小動物を思わせるような快活でふわふわとした見た目とは裏腹に、強くしなやかな意志と深い見識を秘めており、屈託のない振舞いと確かな自信によって久美子や葉月たちを幾度となく勇気づけている。
名前のことを気にしているため、自身を「緑(みどり)」と呼んでおり、皆にもそう呼んで欲しいと促している(原作1巻、20ページ、TVアニメ版1期1話)。また、TVアニメ版のみの設定として、誰にでも(久美子や葉月にも)敬語で話すというものがある。
中学時代は名門のお嬢様学校「聖女中等学園」に通っており、吹奏楽部でコントラバスを担当していた。中高一貫校である聖女学園から離れ、男女共学の北宇治高校に進学した理由は「少女漫画の世界に憧れたから」というものである。
高校では皆で楽しく演奏したいという気持ちのもとに吹奏楽部に入部し、中学から引き続きコントラバス(楽器につけた名前は「ジョージくん」)を担当することになる。なお、サンライズフェスティバル等のパレード演奏ではコントラバスが弾けないため、先輩からの勧めでカラーガードを担当しているほか、文化祭や駅ビルコンサート等のポップス曲を演奏する機会ではエレキベースに持ち替えて参加をしている。
人物
容姿
ふわふわとしたベージュ色の猫っ毛にエメラルドグリーンのリボン型の髪留めを添えた、柔和で優しげな顔立ちの小柄な少女。(原作1巻、17ページ、19ページ、第二楽章前編、16ページ)
低音パートの1年生3人のなかでは一番背が小さく、小柄な身体で快活に動き回るその仕草は、小動物を連想させるような愛らしさを覚えるものである。(原作1巻、23ページ、第二楽章前編、294ページ)
なお、TVアニメ版では靴下に緑色のポンポンが取り付けられているほか、頭頂部から跳ねるアホ毛が印象的に描かれるシーンが幾つか登場している。(TVアニメ版2期7話等)
性格
常に明るく元気で、ポジティブな性格の持ち主。
人の心を慮ることに長けており、久美子や葉月に幾度となく勇気を与えている。(原作2巻、80ページ)
メンタルも非常に強く、大会の本番においてさえ緊張するよりも「楽しみ」や「ワクワクする」タイプである。
吹奏楽の事柄になると、そのしなやかな心は決して折れることはないだろうとされる(原作3巻、351ページ)。音楽が心の底から大好きであり、きつい練習の後でほかの部員たちがグッタリしていても、緑輝だけはピンピンしている。
自身のコントラバスに対するプライドと情熱はかなり高く、高い実力を持ちつつもそれに胡坐をかいたり慢心することはなく、血のにじむような努力も厭わない。
(高校入学時点ですでに指の皮が完全に硬くなっていた。それはコントラバスの腕を磨くために、指をそこまで酷使してでも努力してきたという一種の勲章である)
その他
- ガチャポンの「楽器くんシリーズ」の中でもチューバくんがお気に入りだが、実際にガチャポンを回してもなかなか手にすることができないご様子。また、自力で引き当てることにこだわっており、葉月から同じものを持っている友人から譲ってもらうように薦められた時には、「自力で当てなければ意味がない」と言い張って断っている。
- 少女漫画が好きで、友人の恋愛事情には人一番の関心を見せている。(短編集1巻、66ページ、TVアニメ版1期8話)
実力
コントラバス奏者としては相当の実力者であり、中学では3年連続で吹奏楽コンクール全国大会金賞を獲得している全国大会の経験者である。
コントラバスに関しては「自分の演奏が他校のコンバスに負けたって思ったこと一度もないです。だから北宇治がコンバスで負けることはないです。安心してください」
と言い切るほどの自信をも持ち、実際に確かな実力がある緑輝を馬鹿にする人はいない。(原作2巻、30ページ)
合奏を裏で支えることを主とし、ソロパートもあまり巡ってこない低音楽器であるからか、同じ1年生で演奏が達者な高坂麗奈などと比べ目立たないようにも思われるが、実のところ心技に非常に優れ、驚くほどにハイスペックなキャラクターである。
中学時代に既に全国大会金賞を経験しているなど、実績でいえば北宇治高校吹奏楽部の部員たちの中でもダントツ。主人公の久美子と同じく、初見で(入部した段階での)北宇治高校吹奏楽部のレベルの低さを見抜いている。
また、北宇治高校吹奏楽部でただ1人の弦楽器奏者であるため、指導ができる先輩はいない(顧問の滝昇もコントラバスは専門ではない)。それにも関わらずスラスラと指示通りの演奏ができ、演奏に関して妥協を許さない顧問の滝が緑輝にコントラバスのレギュラーを任せるということは、彼女に飛び抜けた実力があるからこそである。(原作1巻、109ページ)
なお、顧問や外部指導員からの指導時にコントラバスは低音パートから除かれることがあるが(主に木管楽器と一緒に練習することが多い)、その度に拗ねて頬をふくらませている。
入部時における自己紹介の際に「聖女中等学園の出身」と彼女は述べたが、TVアニメ版ではこの際に部員たちが驚きざわめくような反応を示し、低音パートのリーダーの田中あすかに至っては「今すぐ、低音パートに欲しい!」と興奮しながら要望したほどである。
恐らく京都の吹奏楽関係の中学生にとっては彼女の出身校は名の知れた名門校であり、「こんな無名校に、なんで名門出身のエリートがいるの!?」という驚きがあったのであろう。
上記のような実力がありながら、作中では関西エリアはおろか京都の強豪校ですら緑輝を勧誘したという描写はない。これは不思議な話である。無論そのような話は水面下であった可能性もある。
だが、中学時代に名門校に所属していた彼女は、名門校ならではの激しい部内競争によるギスギスした雰囲気や実力至上主義の体質に嫌気が差し、前述の「吹奏楽を楽しみたい」という理由から強豪校やエリート校からの勧誘を蹴って北宇治高校に入学したのかもしれない。(あくまで理由のひとつとしてであるが)
余談
TVアニメ版1期8話のあがた祭り、及び2期1話の宇治川花火大会では、妹の川島琥珀(CV:千菅春香)が登場する。
(※原作小説では祭には母と行っており妹の描写はない)
姉の緑輝は「こはく」と呼んでいたが、姉同様に「アンバー」が本名である可能性も否定できない。
見た目では5歳前後と見られ、姉の緑輝をそのまま幼くしたような容姿をしている。
TVアニメ版1期9話では、自身が応援と仲介をしていた葉月が失恋したことで負い目を感じて落ち込んでしまっていたが、葉月や久美子に支えられたことにより何とか普段の状態に戻ることができたようだ。
また、眉毛があの人に似ている。
関連イラスト
冬制服
夏制服
カラーガード(サンライズフェスティバル)
水着姿
ウェイトレス(北宇治高校文化祭)
北宇治Tシャツ(駅ビルコンサート)
関連タグ
黄前久美子 加藤葉月 - クラスメイトで、同じ低音パートの1年生。
田中あすか - 低音パートのリーダーを務める3年生。ユーフォニアム担当。
原作小説及びコミカライズ版では、そのあまりの美少女ぶりに「あー、眼福眼福!」と発言している。
川島琥珀 - TVアニメ版1期8話と2期1話で登場した緑輝の妹。