概要
職業と同じ意味合いで用いられるが、「職能」(何が出来るキャラかということ)といった説明もされる。
古くは元祖も元祖の『ダンジョンズ&ドラゴンズ』からある表現。
特に使い分けの基準は決められていないが、ゲーム内の世界観で職業として確立している場合は職業と言われ、そうで無い場合はクラスと呼ばれる事が多いように思われる。
とはいえ、RPGで「そのキャラクター、クラスは?」等と聞けばほぼ間違い無く意味は通じるから問題は無いだろう。
クラスが登場するゲーム
- Fateシリーズ⇒サーヴァントの職業を表す用語として登場
- サモンナイトシリーズ ⇒ ユニットのレベルが上がると変化する称号的なものとして登場。ステータスの上がり方によって変化していく。
- タクティクスオウガ ⇒ ユニットの職業を表わす用語として登場。
- ダンジョンズ&ドラゴンズ ⇒ やはりキャラクターの職能を表す用語。なお初期版(クラシック)ではエルフやドワーフなども各々ひとつのクラスである(現行版は種族別にクラスが選べる)。
- wizardryシリーズにおいてもキャラクターの『職業』は"class"である。
ジョブのクラス
ちなみに、『クラス』と『ジョブ』はRPGの用語としてはしばしば同義に用いられるが、『その職業においてどの程度の階級に相当するか』という意味での称号、いわば『ジョブのクラス』が設定される事例もある。
wizardry#6 禁断の魔筆
全職業ともLV1の時点では称号なし。LV2,4,7,10,14,18,24になる毎に上位の称号を得ていく(『なし』を含め8段階)。
ドラゴンクエスト
『ドラゴンクエストVI 幻の大地』と『ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士たち』。
経験値によるレベルアップとは別個に、職業ごとの熟練度が存在。転職直後(☆)からマスター(☆☆☆☆☆☆☆☆)までの各段階に称号が存在する。
ファイナルファンタジー
条件を満たす事でパーティーキャラを上位ジョブに「クラスチェンジ」させる事ができる(戦士→ナイト、など)。同社作品の『聖剣伝説3』でもほぼ同様のシステムが存在。
単語としての定義や由来を考慮した場合、雰囲気重視の不正確な引用が多く、中には職業とも階級とも称号ともいいにくいモノも見られる。