概要
13話より登場。愛知県名古屋市出身の14歳。生年月日は不明。家族構成は母・カエデ、18話の回想では弟のタツミと幼い妹が判明しているが、父親のチクマはホクトの友人で、ツラヌキと同じく既に他界しており、故人である。
全国版シンカリオン・シムでハヤト達に続いて高得点を叩き出した適合候補者。現時点に於いて唯一の中学生で、10代前後の小学生揃いが多いシンカリオン運転士で初めての思春期世代の適合者である。彼の出現はシンカリオン適合者探しにも新たな福音と契機となる。
長らく、京都に長期出張していたホクトが直接赴き指導された理由は不明瞭であったが、カエデの入院を手配後にチクマが携わったシンカリオンの存在を知り、適合出来るか否かを募る思いでホクトへ願い出た事がタツミ達の口からハヤトに伝えられている。
普段着は農緑のシャツにスラックス、上着は水色のカーディガン。アキタ以上のクールタイプな面構えで命令優先の現実主義者。巨大ゲンブに拉致される寸前のハヤトを救い邂逅するが、「助けたつもりは無い」と言い放ち「大勢で戦った方が返って危険だ」、「何れお前たちはシンカリオンに乗る事は無くなる」と現実的な発言で小学生運転士らの反感を買ってしまう。
その陰で入院中の母カエデを心配する一面もあり、その時だけは、優しい表情を見せる。幼い頃より空手を習う有段者であったが、母の入院によりその夢を諦めた過去がある。腕はかなりの物だったらしく、大会で優勝したタツミに「出場していれば、(中学生の部)で優勝間違いなしだったのに」言わせる程。現在でも、その腕は鈍っていないらしく、実際、戦闘その高い技量と専用機であるN700Aのぞみの高ハイスペックぶりにより、大抵の敵には苦戦らしい苦戦を一切することなく勝利してしまう。強さを求める者には同じ土俵で対等に渡り合おうとするのが自分の流儀らしい。「それが俺の流儀だ」が口癖。また、幼い頃はハヤトに近い鉄道好きの少年であった様だ。
冷徹に振る舞うのは、幼少の頃に母から言われた「一番年上がみんなを守らなければならない」という教えを曲解してしまっていたからである。
初の合同演習後に偶発的に事情を知ったハヤトはブラックシンカリオン戦では彼無しで戦う事の趣旨をアキタ達に知らせるが、実力が上のセイリュウには歯が立たない状況に陥り、リンドウの知らせを受けて参戦、デュエルモードで直接対決を挑むもあしらわれ、尚も一人で挑もうとするが、「互いに信じ会わなければ信頼は成立しない」旨を聞かされ母から先刻聞いた言葉と重ね全員の長所と欠点を伝えた上で連携を見せ始め、ブラックシンカリオンの2度目の襲来時は地下実験場へ誘い出す提案策や、H5のカイサツソードと800のパンタグラフアローを組み合わせる即席戦術で対抗したが左腕を負傷、全治1ヶ月程度だが暫くの間戦線離脱してしまうものの、32話で復帰の見込みがあるとハヤトが東海支部出張帰投後、ツラヌキ達に名古屋土産と共に伝えている。
京都市内の何処かにあるらしい新幹線超進化研究所西日本指令室ではなく、名古屋港付近某所に存在するとされる東海(名古屋)支部に所属、N700系型シンカリオン・N700Aのぞみに乗車する。
名字の元ネタは愛知県に実在している城跡・清洲城。また、清須市の前身のひとつに清洲町という地方自治体が存在していた。
関連タグ
清州リュウジ…誤記標示。
戦線復帰した後に今迄の経緯で培われた戦術眼を見込まれ、新たなシンカリオン ドクターイエローに乗車する事が判明。26話でハヤトに言った「俺がドクターイエローだ」の台詞がそのまま結実する形となる。ではN700Aの運転は一体誰になるのだろうか?
余談
流石に大宮支部の面々に比べると出番は少ないほうだが、白と青の機体に乗っている、仲間のピンチに颯爽とと駆けつける、実力は文句なしに最強クラス、機体の乗り換えイベントがある、等、本来主人公に与えられるべき役割を大量に担っており、一部では「ハヤトより主人公っぽい」と評されることがしばしばある。
しかし、それもネタ半分であり、「ハヤトを貶めているみたいで嫌」という声もある為、発言には注意が必要である。