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総武快速線の編集履歴

2018-10-16 23:59:33 バージョン

総武快速線

そうぶかいそくせん

総武本線の東京駅~(新日本橋経由)~千葉駅間の通称。運行系統名称としては「総武線快速」「総武線(快速)」などと案内され、直通運転を行っている横須賀線と合わせて「横須賀・総武線快速」「総武・横須賀線」などとも呼ばれている。

概要

東京地区の電車特定区間内(E電)の運行系統の一つで、千葉県中・西部の各都市から東京都心への通勤路線のひとつとなっている。JRの前身である日本国有鉄道(国鉄)の通勤五方面作戦の一環として1972年より運転が開始された。東京駅から馬喰町駅までは地下路線、錦糸町駅以東は線路別複々線のうちの快速線を走行して千葉駅に至る。1980年からは、東京駅以南で横須賀線との直通運転を行ない事実上運転系統は一体化されており、また一部電車は千葉駅から外房線内房線総武本線(千葉以東)・成田線へ直通運転を行う。


ラインカラーは横須賀線と共通であり、快速電車の車体色(通称:スカ色)の一部に近い色である青で案内される。

区間

ホームライナー千葉

夜21時以降に東京・新宿方面から津田沼・千葉方面へ向かう下り列車のみ設定されており、上り列車の設定はない。なお、「わかしお」・「さざなみ」が総武本線から京葉線に経路変更される以前は朝に上り「おはようライナー津田沼」が1本運行されていた。


ホームライナー千葉は平日に東京駅・新宿駅→千葉駅間を運行する列車で、4本が設定されている。このうち1・5・7号は東京始発であるが、3号は新宿駅始発である。これは、新宿行きである「しおさい」16号の折り返し運用である。

東京駅始発の列車は総武快速線のみを走行するが、新宿駅始発の場合はまず御茶ノ水駅手前まで中央線快速と同じ線路を走行し、そこから渡り線を通って中央・総武緩行線へ移り、さらに錦糸町駅手前の渡り線を通って総武快速線へ転線するルートである。

特別快速

2015年3月16日から平日に一往復のみ運転されている。

内房線に直通し、館山まで運転されている。

過去にも臨時列車として特別快速が運行された実績はあるが、定期列車として運行されるのは初めて。

途中停車駅は、錦糸町・船橋・津田沼・千葉・蘇我・五井・木更津・君津・佐貫町・浜金谷・保田・岩井・富浦で、特急新宿さざなみと同じ。

上り列車は市川駅での追い抜きは無いが、千葉駅で成田空港発久里浜行き快速に、東京駅で東京発逗子行き普通に接続する。

下り列車は先行の快速千葉行きを市川駅で通過追越する。

木更津で分割併合し、末端区間は付属編成のみで運転される。

通勤快速

1994年(平成6年)12月3日から運転されており、通常の快速よりも停車駅が少ない。平日のラッシュ時に運転されている。上りは朝に成田駅発横須賀線逗子行きと大船行きが1本ずつ、下りは夜に東京駅発成田行き2本が運転されている。錦糸町駅 - 千葉駅間の途中停車駅は船橋駅のみである。上り列車は通勤快速運行区間が終わる錦糸町以降は通常の快速と同じ(横須賀線内普通)になるため方向幕も通勤快速のない行き先だけの表示になる。上りの所要時間は先行列車を追い越さないため通常の快速とほぼ同じである。下り列車は先行の快速千葉行きを市川駅で通過追越する。

快速

総武快速線で主に運転されている種別である。首都圏各線の普通列車と同様に快速線上にホームのある駅すべてに停車する。東京駅 - 千葉駅間を基本に運転されており、東京駅から横須賀線に直通する電車が多い。また、横須賀線 - 東京駅 - 津田沼駅間の区間列車も設定されている。平日朝ラッシュ時の東京方面は3 - 4分間隔で運行されており、日中時間帯は1時間あたり5 - 6本程度(1 - 2本程度は東京駅発着)で20 - 30分ほど開く時間帯がある、夕方の東京駅→千葉駅間は10本前後(一部津田沼行き)運転されている。


千葉駅からは以下の各線への直通列車も多く設定されている。

直通運転

成田線

佐倉駅までは総武本線を経由し、ほとんどは成田駅から空港支線に入り成田空港駅まで運行されている。

成田空港行き列車は特に「エアポート成田」と呼ばれ、1時間あたり1本以上(19往復)あるが、停車駅はそれ以外の快速と同じであり、成田空港発の列車は単に快速と呼ばれる。駅構内の方面案内や電車内の停車駅案内などでは成田空港駅とを結ぶものをメインとしており、方面案内では直通路線先の駅としては成田空港駅がまず最初に記載され、停車駅案内でも成田空港駅とを結ぶ帯が太くなっている。


朝の上り1本のみ佐原駅発の列車が設定されている。佐原駅 - 佐倉駅間は付属4両編成で普通列車として運転され、佐倉駅で11両編成を増結する。また、夜間の「エアポート成田」のうち1本は付属4両編成が鹿島線鹿島神宮駅まで直通する(後述)。 年末年始の終夜運転では成田山初詣客向けに、津田沼駅・千葉駅・佐倉駅発着の一部列車を成田駅発着に変更する場合がある。

総武本線

佐倉駅までは前記の成田線直通列車に加え、朝夕には折り返し列車も運転されているが、佐倉駅以東への直通列車は成東駅発着の朝の上り1本と夜間の1往復のみである。このうち、朝の上りは佐倉駅 - 成東駅間でも快速運転を行い11両編成(佐倉駅で付属4両編成を増結)で運行されているが、夜の1往復は佐倉駅で成田空港駅発着の11両編成を増解結し、佐倉駅 - 成東駅間は付属4両編成で運行され各駅に停車する。かつては手前の八街駅までの乗り入れで、かつ付属4両編成のみで運転されていた。

内房線

成田線に次いで直通運転が多く、一部時間をのぞき1時間あたり1本程度(16往復)ある。すべての列車が君津駅まで運転される。

日中帯は蘇我駅で京葉線 - 外房線上総一ノ宮駅発着の快速列車に相互接続を行う列車がある。特急はおおむね京葉線経由となったものの、快速は圧倒的に総武線直通が多く、京葉線直通は朝夕に留まる。


「房総夏ダイヤ」実施時は快速「青い海」として館山駅発着で運転された列車もあった。

外房線

平日10往復、土休日9往復が運行されている。千葉駅 - 蘇我駅間は前記の内房線直通の列車も加わる。

日中帯は京葉線直通の列車が主で、総武線直通は蘇我駅 - 上総一ノ宮駅間では5時間ほど運行されない。「房総夏ダイヤ」実施時は快速「白い砂」として安房鴨川駅発着で運転された列車もあった。

鹿島線

夜間に「エアポート成田」のうち1本の付属編成が鹿島神宮駅まで直通している。佐倉駅で11両編成を解結し佐倉駅からは付属4両編成で普通列車として運行されている。鹿島神宮駅発の設定はなく、復路は鹿島神宮駅から佐原駅まで回送され佐原始発で運転されている。


駅一覧

駅一覧については横須賀線を参照。


関連タグ

総武線 横須賀線

中央・総武緩行線 中央線快速

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