概要
往年のヒーロー物にはよくあった物語のテーマであるが、最近は平成ライダーシリーズなど一概に敵側が絶対悪と呼べる作品の方が少なく時代遅れ・形骸化しつつある概念である。
敢えて勧善懲悪を今風に解釈するとしたら
- 絶対悪は人間ではなく、我々が「悪」「障害」と感じている概念の擬人化である
- 絶対悪は主人公のドッペルゲンガー的な存在である(悪堕ちした主人公をモデルにしていて、自分自身との戦い的な映像として見せている)
- 悪役が悪堕ちした理由を忖度で伏せ、ストーリーを悪役サイドから考察して欲しい視聴者に向けている(子供向けで多い)
- 悪役が悪堕ちした理由(人間味がある理由が多い)について考えさせる為に、敢えて悪役を出している(大人向けで多い。犯人役が捕まるのがお約束になっている刑事ドラマなど。)