猪狩完至
いがりかんじ
バキシリーズに登場する架空のプロレスラー。
概要
どこからどう見ても国会議員…もといア○トニオ○木なプロレスラー。身長190㎝、体重105㎏の巨漢で、マウント斗羽と共に「バキ」世界のプロレスを牽引してきたレスラー。
初登場は幼年編の終盤。
実力は高く、立ち技格闘技の中でもショー・ビジネスの印象が強い、というかショー・ビジネスそのもののプロレス技の使い手だが、他の実践格闘技の第一人者たちとも遜色ない戦いぶりを見せ、パンチ一発で灰皿を粉砕するほどのパワーを持つ。しかしその最大の特徴は、どんな攻撃も避けずに耐えしのぐというタフネスっぷりにあり、「お前ら格闘家ってのは避けたりできるからラクな稼業だな。俺達プロレスラーはどんな技も受けなきゃいけねえんだからよ」と嘯いたこともある。
地下トーナメントでは第1回戦でキックボクシングヨーロッパチャンピオンのロブ・ロビンソンを撃破、2回戦では横綱・金竜山と大激戦の果てに白星を掴む。3回戦では卑劣な手段を用いてでも範馬刃牙を倒そうとするが、真っ向からのプロレス勝負の果てに敗北した。
第2部『バキ』ではそのヒール的な一面が強調され、シコルスキー相手に随分情けない敗北を喫することとなるが、ジャック・ハンマーと組んでシコルスキー逮捕へ手を貸した。全選手入場で「ファンの前ではいつだって現役だ!」と言われていた通りけっこうな年齢であり、その後は一線を退き、プロレス界の第一人者として登場することが多い。