田所恵
たどころめぐみ
プロフィール
誕生日 | 12月19日 |
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血液型 | O型 |
身長 | 154cm |
スリーサイズ | B79-W55-H81 |
好きな本 | ルドルフとイッパイアッテナ |
好きなスポーツ | 卓球 |
CV | 高橋未奈美 |
人物
愛称は『田所ちゃん』。
遠月茶寮料理學園の高等部一年生。幸平創真の同級生で、同じ極星寮の302号室(隣の部屋)に住んでいる。郷土料理研究会に所属。
やや人見知りで、恥ずかしがり屋。あがり症に悩む気弱な少女で、それが極限にまで達しパニックに陥ると、方言が出ることがある。泣き虫だが、人前では涙を見せず、心配をかけじと笑顔で振舞う健気な性格。
東北地方の港町にある小さな旅館の娘として生まれ、実家で出す料理の修業をしようと12歳の時に上京し、学園に入学してきた。
同寮の女子メンバーである吉野悠姫や榊涼子と親しい。後に薙切えりなや北条美代子、水戸郁魅とも面識を持つ。
第3回人気投票では秘書子アリス創真に次いで5位にランクインした。
ちなみに卓球が得意で、ラケットを持つと別人のように強気になる。吉野によれば、恵はかつて「東北の跳び兎」の異名を持つほどの天才卓球少女であり、スポーツの名門中学にもスカウトされたことがあるらしい。
境遇・経緯
遠月高等科編入当初は、内部進学試験最下位の落ちこぼれだった。その原因は極度のあがり症のせいで試験や授業では本来の実力を発揮できなかったことにあり、退学処分寸前にまで追い込まれていた。
もう後がない状態で望んだフランス料理の授業で「問題児」のレッテルを貼られた創真とペアを組む羽目になり、彼を疎む他の生徒の妨害を受けるものの、間一髪のところで難を逃れる。その後、創真が極星寮に住み始めたことで彼と行動をともにすることが多くなった。
それからしばらくは創真に助けられる形で過ごしていたが、合宿においてついに己自身の力を試される最大のピンチに直面。紆余曲折の末、見事に自力で危機を乗り切ることで度胸もつき、徐々に実力を発揮できるようになり、秋の選抜出場者にも選ばれている。
スタジエールでペアを組んだえりなには「なぜ今まで無名だったのか不思議」とも言われていた。
また秋の選抜で予選を勝ち抜くなど実力は決して低くはないのだが、相手が元第一席のプロや十傑第三席など格上と当たることが多いこともあり、戦績はあまりよろしくない。
主人公の創真が初めから学年最強クラスの実力を持つ無双系キャラである一方、彼女は最底辺のどん底から少しずつ這い上がっていく成長型の裏主人公枠を担当しているともいえる。
カップリング
創真との関係
当初は全生徒を敵に回した創真に苦手意識を持っていたが、一度危機から助けられてからは、彼の並外れた実力に信頼を置くようになった。
創真に対して深く感謝し尊敬している様子が頻繁に見られ、創真と一緒に講師を行った「子供の料理教室」で「大切な人を思い浮かべると料理がぐんと美味しくなる」と恵の実家での教えを子供達に話していて「秋の選抜」で無意識に恵は創真の事を思い浮かべ料理を作っていた事が分かり次第に水戸郁魅や倉瀬真由美のように異性として意識していくようになる。
薙切えりなから「田所さんは好きな人はいないの?」と聞かれた時は「自分でもよく分からない」と照れながら答えている。また、えりなの憧れの男性像が創真である事を察知した時はとくに嫉妬する様子や落ち込んだ様子はなく恵は頬を赤らめながら呆然としていてとくにその後えりなにその事を問いかける事もなかったので恵の創真への恋愛感情は今の所謎である。
料理
特徴
食べる人のことを考え、気遣う「心遣い(ホスピタリティ)」が最大の持ち味。
技術面では創真たちトップレベルに一歩及ばないが、口にすると思わず心が緩み、家でくつろいでいるかのようにほっと安心する料理を作ることができる。
一見自己主張控えめな彼女の料理だが、食戟相手から見れば自分の持ち味を生かしながらもこちらの土俵に決然と踏み込んで来るごんぶとなファイティングスタイルに見えるらしい。
ある意味料理に一番大切な要素が強みであるため、時に「格上の対戦相手すら感動させる」試合に負けて勝負に勝つ状況をも作り出す可能性を秘めている。
この点でも、創真では描けない主人公ポジションと言えるだろう。