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地球の本棚の編集履歴

2018-12-15 20:57:33 バージョン

地球の本棚

ほしのほんだな

特撮作品『仮面ライダーW』に登場する、地球の知識を有したデータベース。

「検索を始めよう。キーワードは___」


概要

仮面ライダーW』に登場する、地球の情報を有したデータベース

フィリップの脳内に存在し、果てしなく広がる白い空間に無数の本棚が並んでいる(メイン画像参照)。


フィリップが己の精神世界に意識を潜らせている(検索中モード)状態で、知りたい事柄とそれを絞り込み特定するためのキーワードを唱えて検索すると、「本棚」に記録されたそれの情報を「本」という形で知ることができる。

キーワードを唱えることで本棚が移動を始め、キーワードが増えるごとに本は減少し、最終的に1冊に辿り着く。

そしてフィリップはその中身を徹底的に洗い出し、莫大な情報を事務所のホワイトボードに書き起こしていく。


文字通り「地球の全て」と言っていいほど膨大な知識量を有し、その範囲は一般常識から概念、一個人の情報、果てはリアルタイムの出来事にも及ぶ。

ただし万能ではなく、まず仕入れた情報が無ければ本を絞れず、個人に関する本を検索しても動機や心情といった「心の中」までは検索できない。

中身が全て破かれたように削除されていたり、情報主の都合等で施錠されて閲覧できないものもある。


検索中は現実のフィリップの動きは止まるが、会話は可能。

精神体の人物を本棚空間に呼び出すこともできる。第16話にて、ファングジョーカー変身時にフィリップが暴走した際は本棚が倒壊・炎上する光景を翔太郎が目撃しており、翔太郎は空間に突入した後本に埋もれたフィリップを見つけ出した(これがファングジョーカーの制御に繋がることになる)。


なお、ミュージアム園咲家(ただし、ミュージアムと関わりのない表向きの情報であれば入手可能な模様)、フィリップ自身の情報に関しては細工が施され、フリーズ(本棚の移動が停止しそのまま全てが砕け散る)や本が施錠される等して検索・閲覧できないようになっていた。

本来はフィリップ専用の特殊能力だが、物語終盤からはクレイドールエクストリーム化した園咲若菜も使用できるようになり、クレイドール・ドーパントに変身してフィリップを攻撃する等の検索妨害が行われた(なお、若菜の本棚とのシンクロ率はフィリップ以上)。この際フィリップは自身のシンクロ率をあえて下げることで若菜の妨害を切り抜けている。


なぜフィリップがこの能力を持っているのかは、作中長らく謎に包まれていた。

しかし物語終盤、ミュージアムの計画の最終段階への移行に伴い若菜が本棚のロックを解除し、全ての真相が明らかとなる。


全くの余談だが、ハイパーバトルビデオの『ガイアメモリ大図鑑』では本棚のうち一つになぜかてれびくんが置いてあった


余談

8代後の作品『仮面ライダービルド』では、第42話にて桐生戦兎葛城巧と会話を行った際の精神世界が真っ白な空間に無数のドアと数式が浮かんでいるというものだったため、「フィリップいそう」との反応が一部視聴者の間で上がった。

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また、『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』のチラシではとある人物がこの本棚に入っていると思しき描写がある。…真相やいかに?


関連タグ

仮面ライダーW フィリップ

検索 本棚 園咲若菜

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