概要
pixivユーザーの肩々運氏が連載している『艦隊これくしょん』の二次創作漫画である。主要キャラまたは本作に出てくるオリジナルキャラもここに記載しておく。
世界観
現代より数百年未来の話。
艦娘、提督は「その艤装、能力に適合した人間が訓練、養成を受けたもの」という設定
遺伝子操作やら選別やら人格の物質化やら負の感情の切り取りやら散々やらかしまくった後の世界であり、それらの影響もあり、人類は似通った外見の人間が多数おり、同型艦娘に適合してる人間も、必然的に身格好が似てくる。
(例:同一鎮守府に、ほぼ同じ顔(性格はまるで違う)の龍鳳と大鯨が同時に存在する)
深海棲艦については、物質化し、切り取り負の感情が過去の兵器と融合、変質したものであり、それを提督と秘書官の力で浄化したものをコアとし、解析、兵装に埋め込んだものを装備できる人間が艦娘となる。
そのせいもあり、時折艤装に魂を引きずられかける艦娘も出る。
その場合の治療法は基本的に「麻薬による精神の破壊(それを艤装側に押し付けて無理やり落ちるつかせる)」という荒っぽい方法である。
そういった状況のため、実姉妹で同型艦であることもあり、勿論赤の他人同士の同型艦や、艦種の姉妹順序と実の年齢順がバラバラである事も普通に存在する。
登場人物
『艦これ』にはなくてはならないお人。パッと見は20代前後の男性で、秘書艦として那智を従えている。初期艦は叢雲(であること自体は偶然)だが、色々とあった。
虚弱体質気味で鎮守府内公認のヘタレ。それどころか各研修所にもそのヘタレっぷりは知れ渡っている。
虚弱である故に、提督としての業務(バケツ精製、資源錬成、コアの浄化等)が精神にかける負担も大きく、よく倒れる。
しかしそれ故艦娘達を大切にしようとする気持ちは人一倍強く、心身共に救われた者や、好意を寄せている艦娘も多い。
…舐めてかかってる者も多いものの、深く付き合うと認めたり、惚れてしまうケースも多数。
本人は那智にべた惚れしており、プライベートでは殆ど主夫。
無駄に女子力が高く、炊事から艦娘達の服の洗濯まで日常的にこなしている。
艦娘達の下着だろうとなんだろうとそれはもう平然と洗う。
駆逐艦が執務室のコタツでぬくぬくしていればお茶を用意したくなり、
例え喧嘩中でも那智の弁当を作り、口調も時々カーチャンぽくなる。
完全に主夫というかオカンである。
最近ではコーヒーを淹れることにも目覚め、毎朝1時間だけ喫茶店を営業している。
お前ほんとに提督か?
危機回避、危機探知に対する感の鋭さは人間離れしており、
彼に悪さしようとしてもほぼ確実に逃げられる。
この鎮守府のお艦…というかおとん的存在。そのせいか提督の部屋はほぼ和一色である。
提督を顎で使っているようにも見えてるが、基本的に提督が家事や雑務をやりたがっているだけであり、「メイド、ご主人様はお客様にお茶を入れてくる」「はいご主人様」というわけのわからないやり取りをすることもある。
こう見えて可愛いところもあり、二人きりになるとそれなり以上に提督に甘える。
なお、作者の肩々運氏が最初に『艦これ』の絵を書いたのも那智である。
提督が研修中に出会った他の鎮守府の雪風(訓練生)の妹で、見ての通り幼く、
まともな小児教育を受けられなかったため言葉も拙い。
元々孤児であったが姉が殉死した時に提督が引き取り、
その後雪風に適合したようでそれを口実に鎮守府に配属させた。
年齢故当然ながら出撃も訓練もできず、現在は鎮守府のマスコット。
当初は明らかにクリーチャーとして描かれていたが、物心つき始めてから愛らしい少女として描かれることが増えてきた。
また、言葉そのものは拙いが、イタリア語等もぽろっと出るほど、本質的には聡明である。
金剛型
比叡と霧島のみ実の姉妹。比叡と榛名は同期で同年齢(榛名のほうが少し上)
金剛の意向から、また他の三人もその関係を気に入り、4姉妹として接し合っている
原作と変わらず提督LOVE。しっかりと提督のパンツを握り締めている。
那智の存在は認めてはいるものの、諦めきってはいない模様。
提督の過去編において幼少期の金剛らしき少女がおり、金剛はその時の少女である可能性が高い。
その時救われた(腰が抜けてたのを奮い立たせて逃してくれた)こともあり、ベタ惚れであることの説明がつく。
この喋りはキャラ作りではなく、帰国子女だった当時、親の適当な日本語が染み付いてしまったため。
意識すればそれなりに標準語を喋ることができる(意識しないとできないとも言う)
なんだかんだで面倒見がよく、私生活ではいいお姉ちゃんだが、提督と那智のことは大型地雷。
いちゃついてることを話題に出してはいけない。これに関しては「認めていない」わけではなく
「諦めきれてない」といったところ。
(その縁もあって吹雪とは姉妹や従姉妹のように仲がよい)。
艦の記憶関係なしに金剛の事を敬愛しているが、密かにと言うかあからさまに提督LOVE勢。
料理に関しても例によって例によるのだが、基礎はできているというか、金剛型(御召艦である)の教習を受けているので実力としてはむしろ上手な類。
「張り切り過ぎてとシッチャカメッチャカにするタイプ」である
それなりの古株であり、金剛より経験は長い。就任当初、色々力みすぎていたところを提督に色々付き合ってもらい、それ以来の提督LOVE勢。金剛と、そして何よりも那智に遠慮している…つもりなのだが、諦めきれていない様子。
バイというわけではないが比叡萌え。
比叡に対してお姉ちゃんぶりたいが、そうすると「榛名はお姉ちゃんしたいんだねぇ」と
窘められそうで、それもまたいいと思ってる。
比叡の実の妹。頭脳派ではあるが、やりすぎる起来あり。
提督について数万ページのレポートを作成し、提督情報として、性癖やいろんなものの隠し場所まで調べ尽くしている。だいたい不知火の落ち度
一航戦
艤装の影響を受けすぎ、「空母赤城」の魂に自我を引っ張られかけていたところを提督に救われる。
その後、自らの誇りが一航戦の誇りに負けるものかと、艤装に負けないためとに己を鍛え始める。
そういう経緯もあり提督のことは全面的に信頼しており、自分の胸に提督の手を平然と当てたりもする。
そんなこんなでぶっちゃけ妹同然の存在である。そのためか、提督にガチで怒られると普通に泣く。
また、一つのことに没頭する性格らしく、鍛えることの手段と目的が逆転。
鍛えすぎたのか装備がほぼいらない状態となってしまった(一時期は弓と艦載機運用もできなくなっていたほど)。
というか、今では艤装に引っ張られるどころか逆に引きずり込みはじめているらしい。
そして更に鍛えすぎた結果、艦載機の使い方すら忘れてしまうハメに…
よく誤解されるが、これでも元々は文学少女であり、他の仲間の乙女心等にはそれなりに敏感に理解する。
赤城のルームメイト。瑞鶴に歪んだ愛情を注いでおり、怒らせてその反応に萌えている。
悪意でからかっているのではない。瑞鶴の怒った顔が愛しくて仕方ないのである。
それ以外は茶目っ気のあるクールな常識人なのであるが…要するに変な人。
長門型
ながもん。那智の幼馴染で昔から重度のながもん気質で那智を振り回していた。
那智必死の矯正の甲斐もあり、現在は幼女だけでなく
提督や軽巡にも性的魅力を見いだせる残念なバイに進化した。
それ以外に関してはリーダーシップもあり割とまとも。ただ、時々提督に甘えたがる。
赤城とガチでやりあえる数少ない人物でもある。強い。
長門のルームメイトな世話好きお姉さん。
毅然としすぎていて付き合いが悪いところもある長門に対して時々拗ねる。
生粋の世話好きであり、提督と那智の関係をちょっぴり心配している。
…その辺については時々おばちゃん然としたおせっかいを焼くこともある。
吹雪型
そこまで古株というわけでもないが、語り部的な立場になることが多い。
最初に金剛と出会い、その人となりに触れ、駆逐艦である事に対する劣等感を無くすことができた。
が、同時に地雷も踏んでしまい、就任早々燃料漏れを起こしたことが若干トラウマ。
ついでに赤城の存在自体に言いしれぬ不安を抱えているようで、着ている服には筋肉を否定する文言が書かれていたりする。
私生活では金剛と姉妹、従姉妹のように仲がよいが、本人は扶桑に憧れている。
この鎮守府のかつての初期艦と思しき艦娘。
元々エリート志向であり、気の強さもあって提督の性格に失望、嫌悪したりもしていた。
「提督が連れてきた。腑抜けている理由」として雪風の存在を疎ましく思っていたほど。
色々衝突もあったが、その甲斐もあって提督も成長、本人も丸くなっていき、
現在では良い関係を築き、雪風の事も可愛がっている。
駆逐艦組のまとめ役な色々気がつくしっかりお嬢さん。
もう一人の叢雲
提督の姉であり、提督の幼少期には艦娘の叢雲として戦っていた。
当時の提督にケッコンカッコガチを承諾、現在一児の母。
陽炎型
だいたい不知火の落ち度を地で行く根っからのいたずらっ子。
本当にだいたいこいつのせいなくらいのやんちゃし放題であったが、提督の持病を目の当たりにして反省したようで、最近はいい子である。が、怒ると相手の好き嫌い周りで嫌がらせを企む。
戦艦クラスの眼光の鋭さに定評があるが、現状の実力は大したことないのを見透かされており、密かなコンプレックスとなっている。
人参が苦手。
いい子。提督に一目惚れしており、入隊直後に黒潮(先に鎮守府に来てた同期)に粉砕もされた。
一目惚れについては諦めてはいるが、淡い想いは持ち続けている。かわいい。
ただ、それ以前の問題として、提督の母親が親潮タイプであったため、顔が瓜二つという壁があった。
秘書見習いを勤めるうちに、提督側からその壁は取り払われた模様。
実は一目惚れどころかガチで惚れていることに、本人だけが気付いていない。
第六駆逐隊
血縁なし。響が最年長。実戦組は響のみ
いちにんまえのレディ()。背伸びしたいお年頃で、響に対してもお姉ちゃんしたいらしい
ヒビヌイと呼ばれる。鎮守府としても古参組。提督LIKE勢。
クールな甘え上手で、提督にも那智にもスキンシップを取りたがる。かわいい。
ヤンデレの素養がある上に、足柄型のような血の気が多さも兼ね備えてる。
「雷」に引きずり込まれかけていたのか、提督への気持ちが暴走。
自我を失うが指導担当である龍田に引き戻される。流石に年季が違ったか。
提督としても龍田としても
「提督に抱きつかれて雷が驚き、龍田にフルボッコにされる提督を見て幻滅」
というシナリオだったようだが、トゥンクしてしまうぐらいの提督LOVE勢だった模様。
ヤンデレとしての基質は「混沌」
基本的に良い子。今の所大きな動きはない。人参が苦手。
朝潮型
朝潮と霞が実の姉妹。訓練組に霰の存在が、別途荒潮も確認されている
忠犬朝潮が変な方向に暴走しており、物凄い生真面目。
一時期は「鎮守府は那智に乗っ取られている」と思い込んでしまっていたほど。
現在は提督と那智のイチャイチャを目撃して以来、二人の関係を認めている。
が、今度は年相応の性的好奇心が暴走気味であり、「何処まで進んでいるのか?」とダイレクトアタックしてしまった。
その時はとっさに逃げられてしまい、怒らせてしまったのではないかと落ち込んでいるあたり朝潮らしい。
艶ほくろがある。
ダメ提督更正機のイメージに反してごく普通の女の子。私生活がちょっぴりズボラなのは母親似か。
提督に対して「知りもしないのに嫌うほうがおかしい」と言ってはいたものの、周りからは
「霞とはウマが合わない」と口を揃えて言われていた。
実際に些細な誤解により「那智は提督に騙されている」とほぼ朝潮レベルの誤解もしていたが、現在はそれなりに納得している様子。
むっつりスケベなところがあり、エロ画像を漁っていたこともある。
大和型
多分LOVE勢。あまり使ってもらえてないことを気にしており、時々武蔵にそそのかされて打算的な行動にでることも。
胸のことを気にしてる様子で、夢の中でそれが原因で提督の首を折ったこともある。
本人は元駆逐艦だったようで、先輩の武蔵に憧れ、武蔵の相方となるべく鍛錬を重ねて大和となったらしい。
が、肝心の自分のパートナーの武蔵が…↓
黙ってればイケメン。その実体は露出魔、かつ若干マゾ気味な残念な美人。
それ以外についてはそれなりに豪快で真面目なのだが、それに関してはとことん羽目を外す。
自分だけじゃなくて仲間を増やそうとするから尚更始末に悪い。
雲龍型
三人共実の姉妹。裸族の風習が残る村の出身のようで、
それを自然なこととして受け入れてしまっている雲龍に手を焼いている
裸族でド天然で超マイペース。上記の通り悪気がない分武蔵よりタチが悪い。
(裸のなにがいけないのかを理解出来ないのである)
そんなわけで服務中は艤装服やレプリカ服を着ているものの、
許可が降りたりプライベートだと真っ先に脱ぐ(パンツは履いている)。
冬場だと寒いらしいが、それでもダボシャツ一枚で寮を彷徨いているらしい。
流されやすい次女。姉が自分の主張をまともに聞いてくれないことを気にしているようだが、料理を褒められると機嫌を直してデレデレするぐらいチョロかわいい。
裸文化についてはどちらでもと思っている「郷に従うタイプ」
故郷の文化を疎ましく思ってる三女。どうにもならない長女に一番手を焼いている。
瑞鶴に憧れており、彼女に悪く思われたくないと思うこともあって雲龍になんとか服を着せようと日々奮闘している。
そんなこんなで瑞鶴を【愛でる】加賀には怒ることもあるが、自分の欲求には逆らえず、瑞鶴が怒った姿を写された写真を手にとってしまった。チョロい。
提督と那智に凄く懐いてるかまってちゃん。
責任感の強さは本物で現在風紀係。
以下追記・編集お願いします。